ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 【60周年記念版】 [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS 【60周年記念版】 [Blu-ray]
発売日2014-07-16
監督手塚昌明
出演金子昇
販売元東宝
JANコード4988104850447
カテゴリDVD » ジャンル別 » 日本映画 » アクション

購入者の感想

残念ながら様々な要因で、興行成績は振るわなかった、
前作『ゴジラ×メカゴジラ』と本作。
しかし、興行成績と作品の質が必ずしも一致しない事は、
真の映画ファンならば、誰でも信じている事です。
私はこのシリーズ、大好きです。

このシリーズの特長は、子供にも楽しめるだろう物語と、
古くからのファンに対するサービスの、絶妙なバランスです。
そして、怪獣映画と云う大嘘の物語を成立させるために描かれる、
様々なドラマでしょう。
核となるのは、 “生命” にまつわるドラマ。
そこに、親子や男女、仲間、その他色々な物語が縦糸&横糸となって絡み合い、
約90分の前作、本作ともに、密度の濃いものとしています。
個人的に印象的なのは、子供のキャラクターの存在感。
そんな子供たちの描き方に、手塚監督の優しい人柄が出ているような気がします。
特に好きなのは、前作での、自衛隊員に飴玉を差し出す子供のシーンと、
基地に “帰宅” した沙羅に敬礼する隊員のシーンです。
特撮シーンも、過去の名シーンを焼き直すだけでなく、
プラスアルファで表現しているのが評価できます。
特に前作での冒頭、
雨水を蒸発させながら放たれるメーサー光線は理屈抜きのかっこよさで、
HD画質の恩恵も大きく受けています。

非常に密度の濃いドラマは、観る度に視点を変えれば、
新しい発見と感動があります。
本作の公開当時、まだ子供だった方ならば、是非とも再度観ていただきたく思います。
子供の頃には怪獣の迫力やかっこよさに酔い、
大人になってからは深いドラマに感嘆する、
それが “ゴジラ映画” の魅力の一つなのです。

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