MV SERIES(ミュージックビデオ シリーズ)ヤマトよ永遠に【Blu-ray】 の感想

275 人が閲覧しました

このシリーズは本編ダイジェスト映像にBGMを乗せたミュージック・ビデオです。
ごく一部セリフもありますが、基本的に効果音＆セリフの無い音楽のみの作品ですので、
ご購入の際は本編とお間違えないようご注意下さい。

1984年発売当時はビデオテープのみでレーザーディスクはリリースされなかったと記憶していますので、
待望の初ディスク化になります。
当時高校生で購入できなかったため、30年振りにようやく鑑賞できました。

画面は終始4：3スタンダードで、
後半のワープディメンション方式のスコープサイズは当然画が荒くなります。
同作をTV放映した水曜ロードショーを思い出しました。
1や完結編に比べるとスキャニメイトによる追加効果は少なくなっています。

曲順はいきなり二重銀河から始まります。
本編の進行に拘らない構成になっており、ある意味新鮮さを覚えました。
ヤマト発進ほか活躍シーンは劇中使用の『未知なる空間を進むヤマト』と思いきや、
なんとIIIや完結編の流用でお馴染みの『ヤマト飛翔』をチョイス!
『ヤマト大決戦』などのレコード未収録曲(当時)も程好く入っていたのですね。
やはり当時聴きたかったと後悔が重く圧し掛かりました。

特筆すべきは岩崎宏美の『銀河伝説』が『愛の生命』のシーンに代わって配置されていることでしょうか。
公開当時『銀河伝説』は『愛よその日まで』と並んで本作の主題歌として宣伝しておりましたが、
残念ながら劇中での使用は叶いませんでした。
恐らく作詞を阿久悠と山口洋子の二枚看板にしたための措置かと思われますが真相は不明です。
やはり歌詞の内容からしてもこのシーンにピッタリの歌曲です。

いま一つ残念なのは『新銀河誕生』(レコード用テイク)がフェイドアウトしてしまい、
曲として盛り上がりに欠けてしまっているところです。
ここは最後まで収録してほしかった。

このほかいささか印象の異なるシーンもありますが、