スタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編 の感想

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参照データ

タイトルスタンフォード大学で一番人気の経済学入門 マクロ編
発売日販売日未定
製作者ティモシー・テイラー
販売元かんき出版
JANコード9784761269104
カテゴリビジネス・経済 » 経済学・経済事情 » 経済学 » マクロ経済学

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購入者の感想

文学部出身で、全くの経済学素人ですが、この本を読んでもっと経済学を学びたくなりました。こんなに平易で分りやすく、且つ基本要素を網羅している経済書はないんじゃないですかね・・・。ミクロ編もすぐ買ってすぐ読み終えました。次はマンキューのマクロ経済学を読もうと思います。

内容以前の問題として、表紙の「スタンフォード大学で一番人気の」は、せっかく本を手にしたものに悪寒を走らせてしまう、絶妙なフレーズだ。このようなレベルの言説にまかれないように、本書を読んで啓蒙しましょう、というのが作者の意図では。 

次に、内容以前の問題としてコスパが悪い。原書は10ドル+でミクロとマクロが一冊になっているが、日本語版は一冊で原書の値段とほぼ同じ。そして、2冊分払えば「入門経済学」的な本を一冊買えてしまう。。。

内容自体は、古典的なエッセンスがうまく纏まっている。また、訳も大きく気になるところがない。この程度のざくっとした理解でも、世の中の大体の不思議な言説には太刀打ちできる。万人が経済学を学んできているわけではないし、最低限これくらいは、という意味で勧めることができると思う。

本書は、<ミクロ経済学>とは異なり、アメリカ経済の解説です.目次は次のようになっていますが、議論はアメリカ人としての経済政策と,今後の展望につて著者の意見(悲観的)です.
第1章 マクロ経済とGDP
第2章 経済成長
第3章 失業率
第4章 インフレ
第5章 国際収支
第6章 総需要と総供給
第7章 インフレ率と失業率
第8章 財政政策と財政赤字
第9章 景気対策
第10章 財政赤字と貯蓄率
第11章 お金と銀行
第12章 中央銀行と金融政策
第13章 金融政策の実践
第14章 自由貿易
第15章 保護貿易
第16章 為替相場
第17章 国際金融危機
第18章 世界経済をどう見るか

私のポートフォリオはアメリカ株への投資が6割以上なので、今後のアメリカ経済の動向に興味があります.そのため面白く読めました.というか、アメリカへの投資を再検討したくなりました.
<ミクロ編>と同じく用語の説明が,本文の欄外になるのですが、巻末にまとまっている方が読みやすいと思います.「監訳者注」は一つが155ページにありますが、これだけ(?)というがっかり感です.0

マクロ経済ということで、「なんか難しそう・・・」と後回しにしていたのですが、読んでみたら全然おもしろかったです。
やさしい話し言葉で書かれているし、数式やグラフも使わないので、文系の私にもすらすら読めました。

経済成長とかGDPという言葉はよく聞くけれど、「なぜ経済成長が大事なの?」というところまで説明されていたのが良かった。
また景気対策のところを読んで、アベノミクスが何をやろうとしているのかということが、ようやくすんなり理解できました。
著者によると「デフレによってもたらされた不況には、金融政策がうまく効かないのです」ということらしいですが・・・。

薄くて文字も多くないので、さらっと読めます。
それでも国際収支などちょっと難しいところはあったので、またあとでじっくり読み返してみようと思います。

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