happy-しあわせを探すあなたへ [DVD] の感想

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幸せとは何か？

明確な答えはありません。
人それぞれ違うでしょう。

ただし、この映画を見ると
幸せとは人それぞれ違う、でも共通した「何か」がある。
と感じさせてもらえます。

私は「幸せ」とは「お金」ではなく
「人の為に役立つ」ことでもなくて
「自分の人生は幸せだと思える心を持つこと」
なんだと気が付きました。

映画に登場する
日本人の小学生のお小遣い程度の月収で生きている人
不慮の事故で顔面麻痺してしまった人
高収入の仕事では満足できずホスピスで働く人
この人たちはみな、「今の自分は幸せだ」と感じています。
しかも、「無理やり」とか「あきらめ」ではなく、自分の意志でそう感じています。

上記のように書くと、何か不幸なことや他人から見て立派なことをすることが
幸せであるように見えるのですが、そうではなくて
大変なこと、つらい事、楽しい事、うれしい事、
全部ひっくるめて「今の自分は幸せだ」と思えることがポイントなのかと。

テレビやネットや身の回りの人々から聞こえてくる
あなたにはこれが足りない、あれが足りない
そんなんじゃダメだ、もっとうまくやれという声を
一回シャットダウンして

今の自分に持っているものは何か
与えられているものは何か
にフォーカスすると
「今の自分は幸せだ」と思えるのでしょう。

とてもいい映画でした。

ＰＳ：この映画で大家族でカニを食べるシーンがあって
そのシーンをきっかけに離れていた両親の家の近くに引っ越しすることを決めました。