怪盗グルーのミニオン危機一発 ブルーレイ(E-Copy) [Blu-ray] の感想

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１作目「怪盗グル―の月泥棒」のテンポの良さはそのままに、今回はタイトル通りミニオンたちがメインとなっています。
前作ではグル―の部下くらいだった彼らが、今回はたくさん。常にギャグを飛ばしながら小気味よくストーリーを展開、かわいくおもしろい所に注目です。

子供にとっては画面に広がる鮮やかな世界は魅力的で、人物たちの面白おかしい行動がすごく楽しいと思います。しつこさが無いのがすごく好印象で、ただただ観ていて笑ってしまう、そんな楽しさ一直線の映画です。
大人ももちろん楽しめますが、見どころはまた別に。どことないレトロスパイ物感あふれる乗り物、メカ。色々なオマージュシーン。現実でのあるあるネタなど違った楽しみがあります。
お話がしっかり家族を得ていくところに集約しているのも、心温まる良さです。
原題"Despicable Me 2"の通り、見下されるような卑屈な自分が卑屈でなく素直に、家族を得ていくのです。

いろいろ話題の吹き替えに関しては、気になる人は気になるでしょうが子供が見る分にはそこまでひどいとは思いません。大人は字幕で観るのが良いとは思います。ギャグもストレートになり、原語版声優たちの演技もなかなかで楽しめます。
ちなみにミニオンは吹き替え字幕で変化なし、若干日本語喋ってるじゃん！と思うことがありますが、当然。彼らの喋る言葉は日本語とフランス語のミックスだそうです。

全編通してとにかく笑いが絶えない今作。たくさんのミニオンたちとグル―＆ルーシーコンビ。綺麗な色に溢れる世界で彼らの楽しい活躍を是非観て欲しいです。