【カラー版】巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫) の感想

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タイトル【カラー版】巨流アマゾンを遡れ (集英社文庫)
発売日2014-06-26
製作者高野秀行
販売元集英社
JANコード登録されていません
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 日本のエッセー・随筆 » 近現代の作品

購入者の感想

探検や冒険は子供のころから好きだったが、生来の小心者で危険なことはなかなかできなかった。
自分のような小心者が夏の暑い日、クーラーの効いた部屋で高野氏とアマゾンを探検しているような
気分にさせてくれる読み物。
相変わらずの高野節で最後まで飽きることのない筆力には脱帽する。
他人を理解するには言葉がいかに重要か。
語学の天才高野氏だから書けたアマゾン人間模様探検記。

追記
金髪の青い目の素晴らしい美人にブラジルのテフェで交際を求められた宮沢君がどうなかったのか気になっていた。
ところが最近、「世にも奇妙なマラソン大会」高野秀行著を読んでいて消息が分かった。
宮沢君は高野氏の早大探検部の後輩だが日本に帰国してフリーのテレビカメラマンになり結婚して家庭を持っていた。
そして高野氏にカメラマンとしてマラソン大会に同行した。
横顔の写真が載っていたが、端正な顔だった。
うーむ、ブラジルに残って金髪の青い目の美人と結婚していたらこれも面白いのだが。

文庫版になって初めて読みましたが、原作がガイドブックだったとは。
読めば分かりますが、こんな笑えるガイドブック、どこの出版社を探したって、この本しかないでしょう。
アマゾン、行ってみたくなりました。
高野さんの本って中毒性があると思う。
面白くてついはまってしまうんです。

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