キヤノン EOS 6D 完全ガイド (インプレスムック DCM MOOK) の感想

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EOS 60Dからのステップアップです。

この手のムック本は好き嫌いがあって、評価が偏ってしまいますが、ご容赦を。

6Dを購入する前に、事前調査として「EOS6D完全マスターガイド」を購入しました。マニュアル副読本としては良くまとまったものです。ですが、60Dを使っているために、読み飛ばすところが多かったように思います。

それに対して、完全ガイドは、マニュアル的な部分は最小限に抑え（というより、付録扱いでしょうか？字を細くしてぎっしり詰め込んでいます。）、むしろ60DなどのAPS-C機所有者が、「初めてフルサイズ機を前にして、どう楽しもうか！」を主眼に置いているように感じます。

また、「完全マスターガイド」と比較して、フルサイズとしての使いこなし方や、新しい機能をどう活用するかについて、ページを多く割いています。紙面からは、写真の楽しさが、ひしひしと伝わってくるようです。

そうそう、いつも高額商品を購入すると、貧乏根性から罪悪感がわき上がるのですが、
「おまえには、この6Dはもったいないのでないかな？」（事実かも知れない）
そんな気持ちを一掃してくれました。（笑）

不思議なことですが、この本を読んでいると、今まで使っていた60Dに愛おしさを感じてしまいます。これからは、6Dと60Dの２台で頑張ってみよう。

ああ、写真を撮るって、本当にすばらしいことです。