空が灰色だから 2 (少年チャンピオン・コミックス) の感想
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参照データ
タイトル | 空が灰色だから 2 (少年チャンピオン・コミックス) |
発売日 | 2013-10-11 |
製作者 | 阿部共実 |
販売元 | 秋田書店 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
最初に読んだとき、この二人の結末がわからなくてドキドキしたのを覚えている
もし不破さんが拒絶されてしまったら城田さんが拒絶してしまったらと
だから城田さんの「ダメじゃないし気持ち悪くないよ」という言葉はすごく救われた気がした
その後の不破さんの語りから「星なんてひとつもなくて」のシーンの開放感はたまらない
この人の漫画の恐ろしいところはほんの少しの匙加減で結末を良い方にも悪い方にも転がしてしまうところだろう
あとなにげに背景に割りと力をいれてると思う
そういう漫画じゃないのにね
もし不破さんが拒絶されてしまったら城田さんが拒絶してしまったらと
だから城田さんの「ダメじゃないし気持ち悪くないよ」という言葉はすごく救われた気がした
その後の不破さんの語りから「星なんてひとつもなくて」のシーンの開放感はたまらない
この人の漫画の恐ろしいところはほんの少しの匙加減で結末を良い方にも悪い方にも転がしてしまうところだろう
あとなにげに背景に割りと力をいれてると思う
そういう漫画じゃないのにね
こういう漫画って、
いま他に連載されているのかな?って思います。
Web漫画などではあるのでしょうが、
シュールギャグというジャンル。
絵の可愛らしさに騙されて(誉め言葉)読んだら最後、
めちゃくちゃ引き込まれます。
もっと昔、少年時代にこの漫画に出合えていたらもっと捻くれた成長ができたのではないかと邪推します。
いじめ、不登校、精神病など
現在進行で抱えている社会を風刺した面白い漫画だと思います。
個人的には一番、
注目している漫画ですね。
アニメ化は深夜でもヤバそうだなぁ・・・ww
いま他に連載されているのかな?って思います。
Web漫画などではあるのでしょうが、
シュールギャグというジャンル。
絵の可愛らしさに騙されて(誉め言葉)読んだら最後、
めちゃくちゃ引き込まれます。
もっと昔、少年時代にこの漫画に出合えていたらもっと捻くれた成長ができたのではないかと邪推します。
いじめ、不登校、精神病など
現在進行で抱えている社会を風刺した面白い漫画だと思います。
個人的には一番、
注目している漫画ですね。
アニメ化は深夜でもヤバそうだなぁ・・・ww
阿部共実「空が灰色だから」2巻。
基本的には1巻の路線と同じで、ちょっとペーソスだったり失敗ネタが減ったくらいで方向性は変わってない。
だが、最も不変なのはこの漫画に出てくる登場人物たちの世間とのズレだったり性格や人生的な報われなさ
身も蓋も無い言い方をしてしまうとみんなどこかに欠陥がある人間なので
その点でも同じ境遇の人が読めば
誰もが抱えるジレンマにシンパシーを感じる事が出来れば通常以上に感情移入が出来る事間違いなし
こういうニッチで哀愁漂うコメディ作品が週刊の少年漫画誌に連載されているっていうのはやっぱり驚きで
チャンピオンって雑誌の懐の深さを垣間見たような気分にもなる、
完全にオルタナティブ全開の笑いあり泣きあり怖さあり愛ありシュールありの全方位型ヒューマン・コメディ
1巻は局地的に人気だったそうで、この後の続巻や展開にも大いに期待したくなる作品、まだまだこの哀愁の波は続きそうです。
同時に、この漫画を子供の時に読んでたら正直ある種のトラウマになってそうな・・・そんなインパクトもあるなあ、と。
大人になってある程度の理解や現実を知った今よりも、何かも未知だった子供の時に読んでたら
確実に憂鬱な気分になれそうな、そんな漫画でもあります。
それ即ち確かにパッと見こそ異端と言えば異端に見えるけど、実は少年少女にとってはいい刺激を与える漫画なのも間違いはないから
その意味ではきちんと少年少女向けの漫画とも言えるのかなという印象できっとどの世代が読んでも面白い
そんな普遍的な楽しさを持つ漫画って形容してもおかしくないくらいに良く出来た作品なのは事実
多少強烈な部分はあれど、やや青年誌向けな作品ではあるけれど、個人的にはこの作品を手に取って「何か」を感じて欲しい
好き嫌い賛否は両論だろうけど、その価値はある作品だとも個人的には思ってます。
報われない人々の気持ちを掬い上げてくれる良い漫画です。
一部放り投げてるけど。それも味だけど。
どの話も好きですが、第18話「信じていた」が一番気に入ったかも。よくここまで切ない話を描けるな、と。
基本的には1巻の路線と同じで、ちょっとペーソスだったり失敗ネタが減ったくらいで方向性は変わってない。
だが、最も不変なのはこの漫画に出てくる登場人物たちの世間とのズレだったり性格や人生的な報われなさ
身も蓋も無い言い方をしてしまうとみんなどこかに欠陥がある人間なので
その点でも同じ境遇の人が読めば
誰もが抱えるジレンマにシンパシーを感じる事が出来れば通常以上に感情移入が出来る事間違いなし
こういうニッチで哀愁漂うコメディ作品が週刊の少年漫画誌に連載されているっていうのはやっぱり驚きで
チャンピオンって雑誌の懐の深さを垣間見たような気分にもなる、
完全にオルタナティブ全開の笑いあり泣きあり怖さあり愛ありシュールありの全方位型ヒューマン・コメディ
1巻は局地的に人気だったそうで、この後の続巻や展開にも大いに期待したくなる作品、まだまだこの哀愁の波は続きそうです。
同時に、この漫画を子供の時に読んでたら正直ある種のトラウマになってそうな・・・そんなインパクトもあるなあ、と。
大人になってある程度の理解や現実を知った今よりも、何かも未知だった子供の時に読んでたら
確実に憂鬱な気分になれそうな、そんな漫画でもあります。
それ即ち確かにパッと見こそ異端と言えば異端に見えるけど、実は少年少女にとってはいい刺激を与える漫画なのも間違いはないから
その意味ではきちんと少年少女向けの漫画とも言えるのかなという印象できっとどの世代が読んでも面白い
そんな普遍的な楽しさを持つ漫画って形容してもおかしくないくらいに良く出来た作品なのは事実
多少強烈な部分はあれど、やや青年誌向けな作品ではあるけれど、個人的にはこの作品を手に取って「何か」を感じて欲しい
好き嫌い賛否は両論だろうけど、その価値はある作品だとも個人的には思ってます。
報われない人々の気持ちを掬い上げてくれる良い漫画です。
一部放り投げてるけど。それも味だけど。
どの話も好きですが、第18話「信じていた」が一番気に入ったかも。よくここまで切ない話を描けるな、と。