路地裏スーベニール (2) (電撃コミックス) の感想
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参照データ
タイトル | 路地裏スーベニール (2) (電撃コミックス) |
発売日 | 2014-08-27 |
製作者 | ネムネム |
販売元 | KADOKAWA/アスキー・メディアワークス |
JANコード | 9784048668415 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
始めに、今は女装少年=男の娘が当たり前に為っているけど、本来は違うんだよ。 作品の中でも=で表現されているけど、流石ネムネム先生ちゃんと違いを踏まえて描き分けていますね(一つは恋愛の対象)。 さて一巻のラストに登場した如何にも掻き混ぜてくれそうなキャラの未来ちゃん(表紙の手前の子♂)、期待どおりに掻き混ぜてくれます…がスーベニールの恋愛関係を納める重要なキャラでも在ります。一見馬鹿やっている様で周囲を的確に見て、どう動けば良いかを考えて行動します。 主人公ゆたか(男の娘)の気持ちが、祐一への恋愛感情だとすぐに気づいたり、男の娘カフェでアルバイトをする、祐一の幼なじみ綾乃(表紙後ろの子♀)が祐一の事が好きだと見抜いてたりと切れ者ぶり、後半綾乃が自分は祐一の恋愛対象には成れないと、落ち込んでいる綾乃をフォローする未来が男らしくて格好良いんだよね(未来は綾乃が初めからお気に入り)。 ゆたかと祐一の関係は未来が来た事で、動き出しラストに向かって行きます。 この作品確かに重くて暗い要素有るけど、逆にそれが男の娘の恋愛にリアリティを与えているんじゃないかなと思います。 一つ残念なのは打切りの対応なのか?展開が早い事、三巻位でまとめる事が出来てたら、プラナスガールと並ぶ名作になったんじゃないのかなと思いました。
完結巻です。
祖父の遺した喫茶店を大切に想う主人公(♂)。
そんな主人公をずっと想い続けている幼なじみ(♀)。
男の娘である自分にまだ迷いのある本作のメインヒロイン(♂)。
この第2巻から本格参入のトラブルメーカーの男の娘(♂)。
そんな4人が繰り広げる、メイド喫茶“スーベニール”を舞台にした、恋の物語。
男の娘と云う題材で、そしてこの可愛らしい絵柄で構成されている本作ではありますが、
そのストーリーは結構シリアスで暗めです。
ラブコメ要素や萌えもありはしますが、物語全般を包んでいるのは、主人公たちの様々な悩み。
第1巻にはあったサービスカットも、本巻では鳴りを潜めています。
明るいラブコメや萌えを期待すると、肩透かしを喰らってしまうでしょう。
個人的にはその物語の展開(四角関係の決着)が自分好みではなかったので★3つとしましたが、
お話も絵も、水準以上には備えている、非常に丁寧な良作であると思えます。
あとはともかく、その題材である“男の娘”を許容できるかどうかが、
この作品に対する評価の分かれ目になると思います。
祖父の遺した喫茶店を大切に想う主人公(♂)。
そんな主人公をずっと想い続けている幼なじみ(♀)。
男の娘である自分にまだ迷いのある本作のメインヒロイン(♂)。
この第2巻から本格参入のトラブルメーカーの男の娘(♂)。
そんな4人が繰り広げる、メイド喫茶“スーベニール”を舞台にした、恋の物語。
男の娘と云う題材で、そしてこの可愛らしい絵柄で構成されている本作ではありますが、
そのストーリーは結構シリアスで暗めです。
ラブコメ要素や萌えもありはしますが、物語全般を包んでいるのは、主人公たちの様々な悩み。
第1巻にはあったサービスカットも、本巻では鳴りを潜めています。
明るいラブコメや萌えを期待すると、肩透かしを喰らってしまうでしょう。
個人的にはその物語の展開(四角関係の決着)が自分好みではなかったので★3つとしましたが、
お話も絵も、水準以上には備えている、非常に丁寧な良作であると思えます。
あとはともかく、その題材である“男の娘”を許容できるかどうかが、
この作品に対する評価の分かれ目になると思います。