仮面ライダー鎧武 アームズアクション鎧武4 10個入 BOX (食玩・清涼菓子) の感想

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鎧武の最終フォームである極アームズと劇場版限定フォームの1号アームズに加え、初登場からかなり間を開けてブラーボとデュークというラインナップ。

極アームズは通常のアームズと同じく肩・胸・後頭部・背中にパーツを装備する形式に(他のアームズのような果物形態には変形できません)。これによりアームズチェンジ版や劇中スーツよりも肩や胸にボリューム感があります。もちろん他のアームズを装着する事も可能。ブラーボが発売した事で劇中登場の全ての武器が揃ったので、劇中の様々な武器を召喚し戦うアクションを再現できます。

また、極アームズには大剣モードで造形された火縄大橙ＤＪ銃が、デュークにはレモンアームズをバロン仕様に変更するためのシールが付属しており、過去商品と組み合わせる事で遊びの幅がさらに広がります。特にデュークはバロンレモンアームズ用に二個買いする人も多いかも。1号アームズも過去のウィザードアームズ同様「巨大な仮面ライダーの顔」というデザインが面白く、過去ライダーのアクション系食玩で劇場限定フォームが冷遇されていた事を考えると嬉しいです。

気になる点としては、元のデザインが複雑すぎるせいかブラーボの再現度があまり高く無い事。素体部分のトゲは全てそれっぽい柄のシールによる再現で、シール込みでも色が全体的に足りず、肩鎧は前半分しか塗装されていません。また、バロンレモンアームズが再現できるのは嬉しいのですが、現状ゲネシスドライバーを装備したバロンの素体が未発売なので、どうしても不完全な外見になってしまうのが残念。ただ、それでもブラーボは発売された事に、バロンレモンアームズは再現できることに大いに意義があると思います。腰の可動や二の腕と太腿のロール軸が無い、フルーツ形態のアームズを頭にかぶれない等、シリーズ全体の欠点も当然ではありますが相変わらず。

このシリーズは食玩としてのプレイバリューもさることながら、これだけの多人数のライダーを一般販売で手軽にそろえることが出来る事にも大きな価値があると思います。ＥＸ２弾の発売も決定したそうで、最後まで目が離せないシリーズとなりそうです。