1970-1987 [Box Set] の感想

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渋かった！　
久し振りに通しでRYを堪能しました。　やっぱり彼のスライドギターは落ち着きます。

ライ・クーダー自身、昔の音源には殆んど興味もないそうで、何年前だかの2枚組アンソロジーの選曲も息子に任せていた。
その時ライノで多少のリマスターは施されたのではないでしょうか、古いCDと聴き比べてみると音はよくなっているように感じました。
最初に聴き比べてみた「パラダイス & ランチ」の一曲目で、20数年前のワーナー・パイオニア盤のCDとは音の奥行きが違うことに気が付きました。

欧米でのCDの紙ジャケ化は、日本のようにコストを掛けたレコードジャケ再現という意図ではなく、ジャケットの簡略化、軽量、そして土に還る素材として選ばれたエコ発想からきている物が多いようです。
(新譜のCDパッケージも紙素材が多くみられますね。)
ボックスに幾枚ものCDがコンパクトに収納されていれば、十分値段に見合う箱が殆どではないでしょうか。

このボックスのアルバムは全てレコードで、また、その内の幾つかはCDでも持っていますが、買い直して損はないセットでした。