欲と収納 (角川文庫) の感想
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参照データ
タイトル | 欲と収納 (角川文庫) |
発売日 | 2014-01-25 |
製作者 | 群 ようこ |
販売元 | KADOKAWA/角川書店 |
JANコード | 9784041011836 |
カテゴリ | 文学・評論 » エッセー・随筆 » 著者別 » ま行の著者 |
購入者の感想
群さんの作品はよく読んでいます。着物が好きなので、この本も着物の収納ということですぐ購入しました。内容についてはお母様の病気以後やはりそうなったか。という気持ちです。弟さんについても対応が甘いなあ。と思っていました。経済的に余裕があるのはわかっていますが、忙しさにかまけて今の状態になったのでは、と思います。母子家庭であられたのも原因のひとつかもしれません。結局はそれぞれの家庭の事情だと思います。私自身は群さん同様独身なので、自分で稼いで自分で使う。という感覚はよくわかります。自己破産や借金で人様に迷惑をかけない限り、お金がある人が使い、世の中に利益を還元していくということは必要だと思います。自分の家庭内のことをあからさまに書いていいのか。と憤慨される方にはこの本は受け入れられないでしょうが、私には小説家の性を垣間見ることが出来ると、おもしろく感じられます。群さんには今後のことも書いていただきたい。私の母(80歳代)はもちろん、私自身(50歳代)も人生の後始末をいかに楽しくしていけるか、考えねばならない時期に来ていると思いますので・・。