AERA (アエラ) 2014年 8/11号 [雑誌] の感想

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タイトルAERA (アエラ) 2014年 8/11号 [雑誌]
発売日2014-08-04
製作者朝日新聞社
販売元朝日新聞出版
JANコード4910210120848
カテゴリ » ジャンル別 » 雑誌 » 趣味・その他

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購入者の感想

ホフマンのクルミわり人形ぼくの正直な感想 という1ページのマンガが掲載されている。
これが読めるだけでもこの雑誌を買う価値はあると思う。
クルミわり人形とネズミの王さま展については、宮崎駿さんがそうとう苦労したらしい。
宮崎駿さんの絵コンテを見ても、いつも思うのだがナウシカのような重いテーマの作品でも
余白の部分にギャグが書かれていてけっこう笑える。
宮崎駿さんは苦労を楽しめる人なのだ。
苦労を楽しめる。これこそが人間の持つ最大の才能ではなかろうか?
それにしてもなんと豊かな才能であることか。
マンガ家、あるいは造形美術家としての宮崎駿さんはもっと評価されてもよいと思う。

 AERA 2014年 8/11号は、鈴木敏夫さんが特別編集長になって、ジブリ特集を組んでいます。
 宮崎駿監督は、よく御存じのように2013年9/4に引退宣言を発表しましたが、これは長編アニメからの引退ということであって、
 やはり、宮崎さんには、それ以外にしたい仕事があったようです。
 それが、三鷹の森ジブリ美術館の企画展示「クルミわり人形とネズミの王さま」展で、これが引退後の初仕事になります。
 本誌では、まず、その内容がカラー写真で紹介されています。しかも、アエラの表紙には、そのポスターが使用されています・・・・・
 しかし、アエラの表紙にアニメが使用されたことってあったのかな?・・・・・・。
 続いて、庵野秀明×安野モヨコ 夫妻の「やっぱり宮崎さんは、メルヘンが好きなんだ」です。
 庵野さんは、「風立ちぬ」のストレスの発散が、直筆パネルのスピード感に出ていることを指摘し、また、ネグリジェ姿の表紙絵は、
 「思い出のマーニー」の宮崎流の解釈だ と考えています。さすが庵野さんです!!
 次は、養老孟司さん×川上量生さんの対談、スタジオジブリ30年の功罪 です。なお、時々鈴木さんが発言します。
 川上さん、ジブリの役割は、アニメオタクじゃない人にディズニーアニメ以外を紹介した、ディズニーは本当のファンタジーで、
 正しいものが最後に勝つという価値観。でもジブリはそうじゃない という発言は、注目に値すると思います。
 その他、宮崎吾郎が語る、スタジオジブリをゼロにはできない・・・・版権の問題はあるし、ジブリ美術館もありますから、
 確かにそうですね・・・・、鈴木敏夫を宮崎駿につなげた232冊、半藤一利より宮崎駿への手紙、
 ジブリに結集した「裏方」セブン・・・・・本誌の半分以上をジブリに割いて、本格的な特集になっています。
 ジブリファンは必読です!!!

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