論点思考 の感想

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参照データ

タイトル論点思考
発売日販売日未定
製作者内田 和成
販売元東洋経済新報社
JANコード9784492556559
カテゴリ » ジャンル別 » ビジネス・経済 » オペレーションズ

購入者の感想

『仮説思考』で有名な内田氏の著書。
仕事上に発生する様々な問題を解き始める前に、「そもそもそれは解くべき問題=論点か?」
を考え、正しく論点設定する事の重要性が書かれている。

■本文引用
・論点とは「とくべき問題」の事。論点を誤って設定していると、問題を解いても成果に繋がらない。
・ピータードラッカー「経営における最も重大な過ちは、間違った答えを出すことではなく、間違った問題に答える事だ」
・問題解決のステップは、(1)問題設定、(2)解決策の立案、(3)実行、(4)問題解決、であり、
(1)の問題設定を間違っていたら、その後どんなに一生懸命に問題を解いても成果には繋がらない。
・論点思考の4つのポイント:(1)論点候補を拾い出す、(2)論点を絞り込む、(3)論点を確定する、(4)全体像で確認する
・企業は常に多くの問題を抱えており、どこにでもある一般的な問題は、論点にならない。
論点は一見にして分かる単なる問題点ではない。
・解けない論点を設定するのは時間の無駄である。
・論点の仮説を立てる3つのアプローチ:(1)質問して相手の話を聞く、(2)仮説をぶつけて反応を見る、(3)現場を見る

■学び
本節を読み、自事業部がいま一生懸命に解いている問題が本当に解くべき問題=論点なのか考えさせられた。
今後、1歩引き、本著の記載内容に沿って論点を正しく設定する技術を磨いていきたい。

以上

『仮説思考――BCG流 問題発見・解決の発想法』で一世を風靡した内田和成が、「仮説思考は問題解決に効率的・効果的であるが、その前に、その解こうとしている問題そのものが<正しい問題>か否かを知ることのほうが、より重要」と主張していると耳にした時は、正直言って、びっくりした。そこで、『論点思考――BCG流 問題設定の技術』(内田和成著、東洋経済新報社)を読んでみたところ、噂どおりだったのである。

真の問題、解くべき問題のことを「論点」という。そして、論点を設定するという、問題解決の最上流に当たるプロセスが「論点思考」だというのだ。すなわち、「問題設定→解決策の立案・提示→実行→問題解決」という流れである。ピーター・ドラッカーの「経営における最も重大な過ちは、間違った答えを出すことではなく、間違った問いに答えることだ」という言葉を引いて、最初の論点設定を間違えると、間違った問題に取り組むことになるので、その後の問題解決の作業をいくら正しくやったところで意味のある結果は生まれない、と述べている。その結果、論点設定に戻ってやり直すことになる。従って、短期間で答えを出すためには最初の論点設定が極めて重要になる、というのだ。

企業は数え切れないほど多くの問題を抱えていて、それら全てを解決しようと思っても、時間もなければ人も足りない。成果を上げるには問題選びが大切だ。解いて効果の上がる問題がよい問題なのだ。そこで問題に優先順位をつけて、1つか2つに絞った上で問題解決を図る。論点を設定する際に、著者は3つのポイントで問題を検討する。●解決できるか、できないか。●解決できるとして実行可能(容易)か。●解決したら、どれだけの効果があるか。

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