ふらり。 (KCデラックス モーニング) の感想
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参照データ
タイトル | ふらり。 (KCデラックス モーニング) |
発売日 | 2011-04-22 |
製作者 | 谷口 ジロー |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784063729962 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
いつのまにか無くなっていた本
面白くて田中に貸したんだった。
ふつうに面白いジロー作
面白くて田中に貸したんだった。
ふつうに面白いジロー作
主人公は江戸の町をふらりふらりと歩きまわります。
まず、美しい風景に魅了されます。
江戸時代の街並みや風俗を見事に再現している作者の力量と、ただ歩くという行為に筋の通った物語を付与できる構想力は、さすがとしか言いようがありません。
主人公と一緒に江戸の町をふらり、ふらり。
そして読者は一つの疑問を抱きます。
この50歳くらいの隠居のおじさんは一体何者なのか?
何を目的に歩いているのか?
歩きながら遠くを眺める彼の目には、いったい何が見えているのか?
散りばめられたキーワードは、彼が隠居であること、天文学を学んでいること、歳の離れた仲の良い妻がいること、歩くことが好きなこと。そして、蝦夷地への測量の許可が出たこと。
彼の目には、この国の形が見えているのかもしれません。
まず、美しい風景に魅了されます。
江戸時代の街並みや風俗を見事に再現している作者の力量と、ただ歩くという行為に筋の通った物語を付与できる構想力は、さすがとしか言いようがありません。
主人公と一緒に江戸の町をふらり、ふらり。
そして読者は一つの疑問を抱きます。
この50歳くらいの隠居のおじさんは一体何者なのか?
何を目的に歩いているのか?
歩きながら遠くを眺める彼の目には、いったい何が見えているのか?
散りばめられたキーワードは、彼が隠居であること、天文学を学んでいること、歳の離れた仲の良い妻がいること、歩くことが好きなこと。そして、蝦夷地への測量の許可が出たこと。
彼の目には、この国の形が見えているのかもしれません。