経営者とは 稲盛和夫とその門下生たち の感想

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タイトル経営者とは 稲盛和夫とその門下生たち
発売日販売日未定
販売元日経BP社
JANコード9784822264499
カテゴリ » ジャンル別 » 投資・金融・会社経営 » 会社経営

購入者の感想

日経トップリーダー編集部による稲盛和夫氏の経営者観とリーダーシップ論
をまとめられた書籍。

一章は、稲盛氏本人が経営哲学をレビュー。
『経営とは何か』ではなく、『経営"者"とは何か』を語っているのがポイント。
経営とは『全従業員の物心両面の幸福を追求すること』という哲学がまとめ
られている。

2章は、氏が主催する『盛和会』で教えを受けた門下生(中小企業経営者)が、
如何に稲盛哲学を実践したかの感動的なエピソード。

3章は、編集部が1、2章を受けた考察をレビュー。

全体的に平易にまとめられ、稲盛さんの経営哲学と実践事例がわかり易く
記載されている。大変に読み易い一冊。

経営誌「日経トップリーダー」の企画編集による
稲盛和夫氏とその門下生(盛和塾生)に学ぶ「究極のリーダーシップ論」。
混迷を極める世情において、いま企業の存在意義が厳しく問われています。
近年、入塾者が急増している稲盛氏が主宰する「盛和塾」に焦点を当てながら、
「経営者のあるべき姿」を本書は問うていきます。

第1章は「稲盛和夫は語る」稲盛和夫氏へのインタビューをまとめたもの。
タゴール、ジェームズ・アレン、西郷南洲翁など、
好んで引用される名言と恬淡とした稲盛氏の語り口が印象的。

フィロソフィ、そしてアメーバ経営など、稲盛経営の真骨頂の要諦が簡潔に述べられています。

本書は、第三章「経営者とは何か」という考察で締めくくられています。
経営者と従業員の深い信頼関係をいかに築き、
厳格な計数管理と深遠な理念の共有という次元の異なる2つの大命題を両立させ、
実現させてみたのが稲盛和夫氏の経営哲学に「普遍性」を見出していきます。

しかし、第2章「門下生は考える」にこそ、
本書が上梓された価値があるように感じます。
読み手の魂を震わせる“稲盛経営の実践”が、ここにあります。
盛和塾生7名の経営者の姿勢に心を強く打たれました。
こうした経営者との邂逅に恵まれた従業員は、
おそらく素晴らしい人生を送ることが出来るのでは。

人生意気に感ず…P108から紹介されている西井塗装産業さんのエピソードは、
会社とは、関係するすべての人たちを幸せにするためにあることを教えてくれます。
経営者の後ろ姿、その経営者を信じついていく従業員の皆さん、そしてご家族。
読みながら、涙が止めどなく流れました。
魂が美しくなるエピソードが、ここにはあります。
幾度も幾度も…声に出して読み返しました。
声は震え、涙が自然と流れてきます。

多くの経営者の方に、是非読んでいただきたいと切に願います。

「新しき計画の成就は只不屈不撓の一心にあり…

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