iPhone&Androidアプリ内課金プログラミング完全ガイド (Smart Mobile Developer) の感想

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「本書は公式のドキュメントを見ても何が何だかさっぱりわからない方に最適です」と仰っている方がいましたが、まさにその通りです。
日本語で情報がまとまっているという点で、非常に素晴らしいです。

ただちょっと・・・非常に読みづらい！
謎な章立て (3章iPhone, 4章Android, 5章iPhone/Android, 6章Android, 7章iPhone) もそうなんですが、なによりサンプルの動かし方が分からない。
課金システムという訳の分からないしろものを勉強するための本なので、サンプルを動かすまでの手順を明確に示して欲しかった (初心者向けの本ではないので、細々とした手順は不要だと思います)。

ただし改めて言いますが、日本語で情報がまとまっているという点で、非常に素晴らしいです。
今後は Android の API の v3 に対応した改訂版を待ち望むばかりです。

Androidの決済は、
In-app Billing Version 3になっていたため、参考程度の情報にしかならなかった。
改訂版がでるとまた、購入したいと思う。0

本書は公式のドキュメントを見ても何が何だかさっぱりわからない方に最適です。
近年アプリ開発者から注目を浴びているアプリ内課金を解説した数少ない本です。

アプリ数が増え続けた結果無料アプリが主流になり
有料アプリを無料アプリでリリースされたためユーザーが無料アプリに流されてしまう等
今のマーケットがどういう状況になっているかわかります。
アプリ内課金がどれだけ収益率がよくなるのかグラフや図を使ってわかりやすく説明してあります。

有料アプリが思ったより儲からないことがわかり多くは無料アプリへと移行します。
無料アプリ＋広告モデルは常にユーザーの興味を引く内容でないと起動されなくなり収入も減ります。
その点無料アプリ＋アプリ内購入は無料アプリ＋広告モデルと有料アプリの中間に存在し
気に入った一部のユーザーにのみ付加価値を提供できます。
はじめに無料アプリとしてリリースすることでユーザーの心理的ハードルを下げます。

以上は本文から一部引用しておりますがアプリ内課金は今後の主流になることを予感させてくれます。
AppStoreの売上げトップに君臨するのは９割アプリ内課金ということでその実力が示されます。

サンプルアプリは現在最新の４．５に対応しておりコードをそのまま自分のアプリに組み込むことができます。
因みに私は全貌の理解までは至りませんでしたがコードの実装自体はできました。
ぶっちゃけ内容理解できなくても実装できてしまえばこっちのもんです。
基本的なプログラミングテクニックについては解説されてなく
アプリ内課金の実装方法のみに絞って解説しているため中級者以上をターゲットにしています。
これからアプリ制作をはじめる人は別に入門書を別に購入したほうが良いと思います。
公式ドキュメントが理解できない人、中級者以上でアプリ内課金の実装方法に苦しんでいる開発者様にうってつけです。