魔法少女おりこ☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) の感想
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参照データ
タイトル | 魔法少女おりこ☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) |
発売日 | 2011-06-13 |
製作者 | ムラ 黒江 |
販売元 | 芳文社 |
JANコード | 9784832240360 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
※サンプル画像
![魔法少女おりこ☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ) サンプル画像](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61dfQSXxi5L.jpg)
購入者の感想
2巻目にして最終巻です
絵・・1巻の方のレビューでも書きましたが、とても癖が強いです
1巻と比べると少し癖は抑えられているかと思いますが、あまり変わらないものと思ったほうがいいです
上手く描写できてなくて戦闘シーンがわかりづらい、というかよくわからない、という場面も
内容・・織莉子たちが自らの願いを達成するためにまどか達の通う学校へ乗り込み…
よいと思った点
前巻と同じく、題材などお話はなかなかいいです
主人公の美国織莉子ちゃんが、ほむほむと対をなすような描かれ方をしているようで、
原作を観たファンの方なら気になる内容だと思います
ただ主人公といっても、ラスボス的な扱いですけども
気になった点
心理描写が少なくて登場人物に感情移入しづらいのが難点かな…
そのせいで人物の台詞に少し違和感があったり、行動に合理性が感じられなかったり、というものがあります
もう1冊分ぐらいあればもう少しよくなったかと思いますが…
まとめ
やっぱりオススメするには少々作りこみが甘いですが、絵柄の癖に耐性が強い方で、内容が気になるファンの方はありかも知れません
1巻を読んでみて大丈夫だったなら読んだほうがよいかと
ていうか先生…!?
絵・・1巻の方のレビューでも書きましたが、とても癖が強いです
1巻と比べると少し癖は抑えられているかと思いますが、あまり変わらないものと思ったほうがいいです
上手く描写できてなくて戦闘シーンがわかりづらい、というかよくわからない、という場面も
内容・・織莉子たちが自らの願いを達成するためにまどか達の通う学校へ乗り込み…
よいと思った点
前巻と同じく、題材などお話はなかなかいいです
主人公の美国織莉子ちゃんが、ほむほむと対をなすような描かれ方をしているようで、
原作を観たファンの方なら気になる内容だと思います
ただ主人公といっても、ラスボス的な扱いですけども
気になった点
心理描写が少なくて登場人物に感情移入しづらいのが難点かな…
そのせいで人物の台詞に少し違和感があったり、行動に合理性が感じられなかったり、というものがあります
もう1冊分ぐらいあればもう少しよくなったかと思いますが…
まとめ
やっぱりオススメするには少々作りこみが甘いですが、絵柄の癖に耐性が強い方で、内容が気になるファンの方はありかも知れません
1巻を読んでみて大丈夫だったなら読んだほうがよいかと
ていうか先生…!?
決して悪い出来ではないのですが、
オリジナル魔法少女を、3人も登場させた理由がよく分かりませんでした。
おりこを主人公としてとらえるなら、千歳ゆまが魔法少女として登場する理由に対する掘り下げが弱すぎます。
ある発言をゆまに言わせたいという作者の意図は分かりますが、
鹿目まどかをQBの目から隠したという作品内の説明では、理由としてあまりにも弱すぎます。
おまけに、鹿目まどかの自宅を襲撃すれば事足りる「救世」を、他の魔法少女が2人も登校している中学校内で実行する意図、その具体的方法はあまりにも矛盾しています(作品の描写として面白かったのは事実ですが)。
作品内容は面白いのに、上記のおりこの行動の矛盾は非常に残念です。
良かった点としては、
原作アニメ同様に立ち位置の全く異なる魔法少女達が順に主役を引き継いでいく内容を維持しつつ(結局これが、千歳ゆまの立ち位置を不安定かつ不十分にしてしまったのですが)、
魔法少女たちの連携技が描かれていたこと(アニメでは10話以外には存在しない)は非常にうれしかったです。
また、親友の欠片を武器にすることで放ったおりこの一撃(バトル物の主人公としてなら非常に熱いシーン)、その結末は、
誰を主人公として捉えるかで全く違う解釈のできる内容になっており、
原作アニメでも描かれた、「登場人物のそれぞれの視点によって、物事の解釈(善悪,幸不幸など)、結果は逆転する」「個人が良い/悪いと考えて行った行為は、その通りになるとは限らない」というテーマを暗示しています。
総合的には、非常に面白い内容でありながら、上記の矛盾点,説明不足が評価を下げてしまっている残念な作品です。
作品のもう一つのテーマ「清濁両方を割り切って生きることが可能かどうか」、可能ならば十分楽しめる作品です。
オリジナル魔法少女を、3人も登場させた理由がよく分かりませんでした。
おりこを主人公としてとらえるなら、千歳ゆまが魔法少女として登場する理由に対する掘り下げが弱すぎます。
ある発言をゆまに言わせたいという作者の意図は分かりますが、
鹿目まどかをQBの目から隠したという作品内の説明では、理由としてあまりにも弱すぎます。
おまけに、鹿目まどかの自宅を襲撃すれば事足りる「救世」を、他の魔法少女が2人も登校している中学校内で実行する意図、その具体的方法はあまりにも矛盾しています(作品の描写として面白かったのは事実ですが)。
作品内容は面白いのに、上記のおりこの行動の矛盾は非常に残念です。
良かった点としては、
原作アニメ同様に立ち位置の全く異なる魔法少女達が順に主役を引き継いでいく内容を維持しつつ(結局これが、千歳ゆまの立ち位置を不安定かつ不十分にしてしまったのですが)、
魔法少女たちの連携技が描かれていたこと(アニメでは10話以外には存在しない)は非常にうれしかったです。
また、親友の欠片を武器にすることで放ったおりこの一撃(バトル物の主人公としてなら非常に熱いシーン)、その結末は、
誰を主人公として捉えるかで全く違う解釈のできる内容になっており、
原作アニメでも描かれた、「登場人物のそれぞれの視点によって、物事の解釈(善悪,幸不幸など)、結果は逆転する」「個人が良い/悪いと考えて行った行為は、その通りになるとは限らない」というテーマを暗示しています。
総合的には、非常に面白い内容でありながら、上記の矛盾点,説明不足が評価を下げてしまっている残念な作品です。
作品のもう一つのテーマ「清濁両方を割り切って生きることが可能かどうか」、可能ならば十分楽しめる作品です。