キレイならいいのか――ビューティ・バイアス (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ) の感想
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参照データ
タイトル | キレイならいいのか――ビューティ・バイアス (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | デボラ・L・ロード |
販売元 | 亜紀書房 |
JANコード | 9784750512037 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般 |
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購入者の感想
容姿がいかに人生の損得を決めてしまうか、容姿の問題が瑣末な問題ではないことを論じたうえで、容姿の美しさを求めることの害の多さ(金銭面、時間面、そして健康面)、美しくなれる機会があるのならそれを選択するのは「自己決定権」だという考え方ゆえに論争が難しくなる構造を解き明かし、法律ができること、社会ができることを検証する。
著者自身の経験を書いた「はじめに」は、自らを「ネタ」にしてちょっとした笑いと深い共感を呼ぶのでは。特に女性や太っている人が感じる理不尽さをきっちり汲み取り、宗教や人種で差別がされるべきでないのと同じように「容姿で判断されるのはオカシイ」と論理的に言ってくれる。
著者自身の経験を書いた「はじめに」は、自らを「ネタ」にしてちょっとした笑いと深い共感を呼ぶのでは。特に女性や太っている人が感じる理不尽さをきっちり汲み取り、宗教や人種で差別がされるべきでないのと同じように「容姿で判断されるのはオカシイ」と論理的に言ってくれる。