いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(2) (モーニング KC) の感想
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参照データ
タイトル | いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(2) (モーニング KC) |
発売日 | 2015-02-23 |
製作者 | 竜田 一人 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784063883961 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
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購入者の感想
一巻を読んだ時のインパクトは、やはりと言ってもいいのか薄れているとは思います。しかし、一巻には無かった住む場所などの周辺情報等が厚みを持って加わった分だけ、二巻も興味深く読ませていただきました。人が生活するうえで、衣食住の問題や人のしがらみが多かれ少なかれついて回るのは、厳しい環境に置かれた原発事故周辺も一緒なんだと思います。
福島の原発事故を語る際の多くの意見が、大所高所から政治的な立ち位置による発言が多いなか、その対極にあるような言い方は悪いですが末端に近い立ち位置から見た福島の実情を表しているという意味は大きいと感じます。もちろん著者の目から見て描いた漫画という媒体なので、そこに何らかのバイアスがかかっていることなど、当然に踏まえたうえで読む必要があるのことは言うまでもないと思います。
福島の原発事故を語る際の多くの意見が、大所高所から政治的な立ち位置による発言が多いなか、その対極にあるような言い方は悪いですが末端に近い立ち位置から見た福島の実情を表しているという意味は大きいと感じます。もちろん著者の目から見て描いた漫画という媒体なので、そこに何らかのバイアスがかかっていることなど、当然に踏まえたうえで読む必要があるのことは言うまでもないと思います。