日本人はどう住まうべきか? (新潮文庫) の感想
212 人が閲覧しました
参照データ
タイトル | 日本人はどう住まうべきか? (新潮文庫) |
発売日 | 2015-12-23 |
製作者 | 養老 孟司 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101308418 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 人文・思想 |
購入者の感想
養老孟司さんと隈研吾さんの対談を
まとめた文庫という事で購入。
日本における住宅という建物を
どう住まうべきか?について
言及した内容だけに留まらず
今の日本になぜコンクリートの
ビル、マンションがこれ程迄に増えたのか?等の根本理由を歴史的背景から
的確に見抜いておられます。
また、アジア圏における他の国の
住宅事情についてもお二人の対談は広がり
多岐に渡り雑多な内容でありつつ
読み進めていて読み飽きない一冊と
感じました。
何事においても手頃な安心を
自分の手に入れたいがために
日本という地理的な構造を深く考えず
安易に【見た目が頑丈なコンクリート】を
盲信せずに良い意味で
『だましだまし』の
発想して生きる事が
日本には必要なのだな、と思いました。
いくら頑丈な建築構造物を建てた所で
日本の海底には多くの大陸プレートが
ある以上は、所詮不確かな薄い卵の
殻の上で私たちは生きてるのを
忘れてはならないと思います。
まとめた文庫という事で購入。
日本における住宅という建物を
どう住まうべきか?について
言及した内容だけに留まらず
今の日本になぜコンクリートの
ビル、マンションがこれ程迄に増えたのか?等の根本理由を歴史的背景から
的確に見抜いておられます。
また、アジア圏における他の国の
住宅事情についてもお二人の対談は広がり
多岐に渡り雑多な内容でありつつ
読み進めていて読み飽きない一冊と
感じました。
何事においても手頃な安心を
自分の手に入れたいがために
日本という地理的な構造を深く考えず
安易に【見た目が頑丈なコンクリート】を
盲信せずに良い意味で
『だましだまし』の
発想して生きる事が
日本には必要なのだな、と思いました。
いくら頑丈な建築構造物を建てた所で
日本の海底には多くの大陸プレートが
ある以上は、所詮不確かな薄い卵の
殻の上で私たちは生きてるのを
忘れてはならないと思います。