知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる!―会計超入門! の感想

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「分かりやすい」と銘打ちながら、実際には「細かい定義や決まりごとの解説」ばかりの「入門書」が幅をきかせるのはなぜなのか、ようやくわかりました。「決算書の作り手であり、使い手では」ない人たちが、誰にも批判されないように「会計のルールを正確に伝えようとするがために、解説が教科書っぽくなってしまい、焦点をつかみにくくさせてい」たのですね。入門書を読む人が欲しいのは、まどろっこしい解説ではなくて、「直感的にわかる」説明なのです。損益計算書は会社の「成績表」、貸借対照表は「健康診断表」、キャッシュフロー計算書は「血流検査表」。こういう入門書を待っていました。