奇跡の四国遍路 (中公新書ラクレ) の感想
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参照データ
タイトル | 奇跡の四国遍路 (中公新書ラクレ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 黛 まどか |
販売元 | 中央公論新社 |
JANコード | 9784121506146 |
カテゴリ | 人文・思想 » 宗教 » 仏教 » 仏教入門 |
※サンプル画像
購入者の感想
歩き遍路は、なかなかできない。しかも、一気に八十八箇所回る
「通し打ち」は体力的にもむずかしいし、何よりそういうまとまった時間も取れない。
俳人としてある程度の余裕があるからできたともいえる。
しかし読み進むと、遍路を始める前のトレーニングの話や、
歩き遍路の人と触れ合いなど、かなり中身は深くて濃い。
とくにこの触れ合いのエピソードの多さは、本書の大きな特長だろう。
いろいろな出会いや神秘的な経験など、まさに「奇跡」だったとも言う。
かつて山頭火にしても芭蕉にしても、歩いて俳句をつくった。
海に出て風に揉まるる遍路笠 まどか
黛まどかの俳句は、俳句の王道からは少し違うところにあると思う。
しかしこうした句は、彼女の俳句とは思えないほど、どっしりとしている。
この経験が、俳人としての今後にも生きてくるはずだ。好著
「通し打ち」は体力的にもむずかしいし、何よりそういうまとまった時間も取れない。
俳人としてある程度の余裕があるからできたともいえる。
しかし読み進むと、遍路を始める前のトレーニングの話や、
歩き遍路の人と触れ合いなど、かなり中身は深くて濃い。
とくにこの触れ合いのエピソードの多さは、本書の大きな特長だろう。
いろいろな出会いや神秘的な経験など、まさに「奇跡」だったとも言う。
かつて山頭火にしても芭蕉にしても、歩いて俳句をつくった。
海に出て風に揉まるる遍路笠 まどか
黛まどかの俳句は、俳句の王道からは少し違うところにあると思う。
しかしこうした句は、彼女の俳句とは思えないほど、どっしりとしている。
この経験が、俳人としての今後にも生きてくるはずだ。好著