サーバント・リーダー 「権力」ではない。「権威」を求めよ の感想
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参照データ
タイトル | サーバント・リーダー 「権力」ではない。「権威」を求めよ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ジェームズ・ハンター |
販売元 | 海と月社 |
JANコード | 9784903212357 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 企業経営 |
購入者の感想
大きな工場のゼネラルマネジャーであるジョンが、仕事・家庭・ボランティア
で行き詰まりを感じ、妻の勧めで1週間修道院で過ごす内に、自らのリーダ
ー観を見つめなおしていくというシンプルなストーリーだ。
レン・ホフマンというブラザー(ブラザー名はシメオン)は、フォーチュン500
の重役も務めた伝説的人物であり、1週間の修道院生活の中で、リーダー
シップについての講義をするというシチュエーション。
シメオンはメンターとなり、7日間にわたりメンバーと講座を共にする。リー
ダーとしては、参加者から学ぶ姿勢から始まり、講義中もメンバーへ問いか
け、聴き、それをまたメンバーに尋ねる。
7日間のレッスンの内容は、
〇「権力」のリーダーシップは永続しない、「権威」は人から与えられず、自ら培
う必要がある
〇殻を破り、逆転の発想を持つ。自らのパラダイムだけを信頼していては、リー
ダーは信頼を得られない
〇リーダーはサーバントであれ 導く前にまず奉仕する
〇アガペの愛(忍耐・優しさ・謙虚・敬意・無視・許し・正直・献身という行為)を示せ
〇メンバーの成長できる環境を整えよ
〇意思を持って行動せよ
〇リーダーへの報酬は歓び
といったものであり、いずれの内容にも共感と発見がある。
自らのリーダー観を見つめ、見直す。そんな気を起こさせる良著だ。
で行き詰まりを感じ、妻の勧めで1週間修道院で過ごす内に、自らのリーダ
ー観を見つめなおしていくというシンプルなストーリーだ。
レン・ホフマンというブラザー(ブラザー名はシメオン)は、フォーチュン500
の重役も務めた伝説的人物であり、1週間の修道院生活の中で、リーダー
シップについての講義をするというシチュエーション。
シメオンはメンターとなり、7日間にわたりメンバーと講座を共にする。リー
ダーとしては、参加者から学ぶ姿勢から始まり、講義中もメンバーへ問いか
け、聴き、それをまたメンバーに尋ねる。
7日間のレッスンの内容は、
〇「権力」のリーダーシップは永続しない、「権威」は人から与えられず、自ら培
う必要がある
〇殻を破り、逆転の発想を持つ。自らのパラダイムだけを信頼していては、リー
ダーは信頼を得られない
〇リーダーはサーバントであれ 導く前にまず奉仕する
〇アガペの愛(忍耐・優しさ・謙虚・敬意・無視・許し・正直・献身という行為)を示せ
〇メンバーの成長できる環境を整えよ
〇意思を持って行動せよ
〇リーダーへの報酬は歓び
といったものであり、いずれの内容にも共感と発見がある。
自らのリーダー観を見つめ、見直す。そんな気を起こさせる良著だ。
修道院に集まった人びとがメンターの援助を得ながらリーダーシップの原理原則を語り合うという小説仕立ての自己啓発書。
「権力」では「権威」を追求せよという投げ掛けにはそのとおりだな、自分の肩書きがなくなったとき周りの動き方は変わるのだろうなと焦りを感じた。
ピラミッドによるこれまでのリーダーシップの分析と上下逆のピラミッドによる著者が考えるリーダーシップとの対比は理解しやすい。
後半は『7つの習慣』を意識しているところがいくつも見られた。銀行口座の話では実際に『7つの習慣』というキーワードが出てくる。
総合してリーダーシップ論としては自分を見直すきっかけになる一冊だ。
ただし、人が集まって話するのみ。主人公もどのように活かすかまでは述べられていない。
本当に実践出来るのかの疑問は残った。実践⇒効果のプロセスまで書かれていると更に分かりやすかった。
ということで★3つ。
自分に置き換えると、情けない話だが
“会議室で議論だけして、その場は納得するが実行はいつか分らない、結局棚上げになるというケース”
と重なる。
当たり前のことで本書を参考に自ら行動することが必要だろう。
「権力」では「権威」を追求せよという投げ掛けにはそのとおりだな、自分の肩書きがなくなったとき周りの動き方は変わるのだろうなと焦りを感じた。
ピラミッドによるこれまでのリーダーシップの分析と上下逆のピラミッドによる著者が考えるリーダーシップとの対比は理解しやすい。
後半は『7つの習慣』を意識しているところがいくつも見られた。銀行口座の話では実際に『7つの習慣』というキーワードが出てくる。
総合してリーダーシップ論としては自分を見直すきっかけになる一冊だ。
ただし、人が集まって話するのみ。主人公もどのように活かすかまでは述べられていない。
本当に実践出来るのかの疑問は残った。実践⇒効果のプロセスまで書かれていると更に分かりやすかった。
ということで★3つ。
自分に置き換えると、情けない話だが
“会議室で議論だけして、その場は納得するが実行はいつか分らない、結局棚上げになるというケース”
と重なる。
当たり前のことで本書を参考に自ら行動することが必要だろう。
マイケル・ジャクソンがThis is it!の中でスタッフを叱る際にしきりと「これは愛ゆえなんだよ!」と言って慰めてましたが、本書を読んで影響を受けたのか??と思うほど。訳も固すぎず、砕き過ぎず、秀逸だと思います。