パチンコ「30兆円の闇」〔小学館文庫〕 の感想
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参照データ
タイトル | パチンコ「30兆円の闇」〔小学館文庫〕 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 溝口 敦 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784094083460 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
パチンコ業界とその周辺の、いわゆる“裏事情”“闇社会”を追ったルポルタージュ。
有名週刊誌に連載されたものだけにいろいろな事象が簡潔にかつリアルさを持って書かれていて面白く読めた。
私はパチンコをやらないこともあり不正とか癒着とかそれぞれの真偽の程度はよくわからないけれど、周辺を含めた業界の構造とそれに起因する問題点について本書を読むとよくわかる(ような気がする)。
たぶん著者はパチンコ=悪なので廃止すべきと言っているわけではなく、パチンコをする人からカネを巻き上げて不幸にさせることのないようギャンブルか娯楽かはっきりさせろよ、はっきりさせないから不正とか癒着とかで利権を貪るヤツが出てくるんでしょうが、と言っているように思う。
週刊誌連載と単行本化が2005年、加筆して文庫本化されたのが2009年。本書に書かれている状況が現在どう変わったのか(あるいは変わっていないのか)が気になるところ。
カジノ法案が成立したこともあり、続編が出てくると本書を含め売れそうな気がする。
有名週刊誌に連載されたものだけにいろいろな事象が簡潔にかつリアルさを持って書かれていて面白く読めた。
私はパチンコをやらないこともあり不正とか癒着とかそれぞれの真偽の程度はよくわからないけれど、周辺を含めた業界の構造とそれに起因する問題点について本書を読むとよくわかる(ような気がする)。
たぶん著者はパチンコ=悪なので廃止すべきと言っているわけではなく、パチンコをする人からカネを巻き上げて不幸にさせることのないようギャンブルか娯楽かはっきりさせろよ、はっきりさせないから不正とか癒着とかで利権を貪るヤツが出てくるんでしょうが、と言っているように思う。
週刊誌連載と単行本化が2005年、加筆して文庫本化されたのが2009年。本書に書かれている状況が現在どう変わったのか(あるいは変わっていないのか)が気になるところ。
カジノ法案が成立したこともあり、続編が出てくると本書を含め売れそうな気がする。