カエデ、モミジ (NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月) の感想
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参照データ
タイトル | カエデ、モミジ (NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 川原田 邦彦 |
販売元 | NHK出版 |
JANコード | 9784140402191 |
カテゴリ | ジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » ガーデニング » 庭園・庭づくり |
購入者の感想
カエデの種類から日本におけるカエデに関する歴史、園芸品種等、広く浅く紹介し、育て方については12か月に分けて詳しく紹介している。
庭木の一種としてカエデを取り上げた本はあるが、カエデの育て方について書かれた本は現在ほとんどないと思われるのでこれから育てようとする人には間違いなく参考となる一冊である。
ただ、オオモミジ、ヤマモミジ、イロハモミジが日本のほとんどの地域に分布しているという表現は正確でないと思う。個別の紹介では分布域を説明しているのでよく読めば勘違いはしないと思うが。例として、ヤマモミジは東北から中部地方の日本海側に分布。(分布域から遠く離れた南の地方で売られているヤマモミジは現物をを見るとイロハモミジの一種のようである。)
あと、写真が小さい、葉の部分を接近して写すべき。
それから園芸品種の紹介が少ない。私の経験から言えば、ホームセンターで葉の色が緑で写真の葉が赤いため深く調査せず出猩々を購入して、畑の一角に植えたところ、春に暗赤色の葉が出てきてびっくり。どうも気に入らず掘り出して鉢に植え替えた。身内にあげる予定。鴫立沢はカラジュームを連想させる葉の色が白に近い黄緑色で葉脈が緑色の品種で涼しそうなので畑の隅に植えたら白い部分が濃い色になり目立たなくなった。そして飽きがきた。以上の2種は本書にも出てくる。
庭に植えるのはイロハモミジかヤマモミジ、庭によってはオオモミジもいいだろうが、茶庭や雑木の庭にはこの3種が最善で、葉の色や形が変わっている、枝垂れや幹が赤かったり春葉が暗赤色だったりと普通と違っている園芸品種は避けるべきと思う。第一、飽きるのが早い。シンプルな上記3種が飽きがこない。また、園芸品種は樹勢が弱い物がよくある。それでも写真で確認してみたい園芸品種はある。
以上のことから星2つ減としたが、全体的には決して悪くない。
これからモミジを購入する人には葉の形、春葉・夏葉・秋葉それぞれの色、幹や枝の色その他よく調べてから購入を検討することをおすすめしたい。本書は、そのためにまず読んで損はない一冊と思う。
庭木の一種としてカエデを取り上げた本はあるが、カエデの育て方について書かれた本は現在ほとんどないと思われるのでこれから育てようとする人には間違いなく参考となる一冊である。
ただ、オオモミジ、ヤマモミジ、イロハモミジが日本のほとんどの地域に分布しているという表現は正確でないと思う。個別の紹介では分布域を説明しているのでよく読めば勘違いはしないと思うが。例として、ヤマモミジは東北から中部地方の日本海側に分布。(分布域から遠く離れた南の地方で売られているヤマモミジは現物をを見るとイロハモミジの一種のようである。)
あと、写真が小さい、葉の部分を接近して写すべき。
それから園芸品種の紹介が少ない。私の経験から言えば、ホームセンターで葉の色が緑で写真の葉が赤いため深く調査せず出猩々を購入して、畑の一角に植えたところ、春に暗赤色の葉が出てきてびっくり。どうも気に入らず掘り出して鉢に植え替えた。身内にあげる予定。鴫立沢はカラジュームを連想させる葉の色が白に近い黄緑色で葉脈が緑色の品種で涼しそうなので畑の隅に植えたら白い部分が濃い色になり目立たなくなった。そして飽きがきた。以上の2種は本書にも出てくる。
庭に植えるのはイロハモミジかヤマモミジ、庭によってはオオモミジもいいだろうが、茶庭や雑木の庭にはこの3種が最善で、葉の色や形が変わっている、枝垂れや幹が赤かったり春葉が暗赤色だったりと普通と違っている園芸品種は避けるべきと思う。第一、飽きるのが早い。シンプルな上記3種が飽きがこない。また、園芸品種は樹勢が弱い物がよくある。それでも写真で確認してみたい園芸品種はある。
以上のことから星2つ減としたが、全体的には決して悪くない。
これからモミジを購入する人には葉の形、春葉・夏葉・秋葉それぞれの色、幹や枝の色その他よく調べてから購入を検討することをおすすめしたい。本書は、そのためにまず読んで損はない一冊と思う。