彼女たちの売春 (新潮文庫) の感想
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参照データ
タイトル | 彼女たちの売春 (新潮文庫) |
発売日 | 2017-10-28 |
製作者 | 荻上 チキ |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101211718 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
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購入者の感想
「出会い喫茶」とか「リフレ」とか僕がよく知らなかった単語も丁寧に説明して、そこで働く女性のおかれた状況もわかって興味深かったです。
女性にしては売春はある一線を越えると短期間で高額を稼げるコスパのいい仕事と一瞬思えてしまうのですが、逆にそこになれるともう他にまともな仕事に就けない生活リズムができてしまうという罠にはまって、年をとってもズルズルとワリキリを続ける女性たちの話は正直哀れに思えましたね。
彼女らの境遇を「自己責任」と切り捨てるのは簡単ですが、こういった長期的なキャリアパスや人生設計の大事さを教えてくれる大人がいないとこうなってしまうと仕方ないのかなとか、ダメ親の元で生まれた女の子の人生の困難さに同情しました。こういった人たちはどれだれ社会的公助で救うことができるんでしょうか?
あとワリキリやっている女性の実情(仕事は全部演技、早く終わらせてさっさと帰りたい、性病率の高さ)を知れば、こういったところを利用したいと思う男性も減ると思います。
女性にしては売春はある一線を越えると短期間で高額を稼げるコスパのいい仕事と一瞬思えてしまうのですが、逆にそこになれるともう他にまともな仕事に就けない生活リズムができてしまうという罠にはまって、年をとってもズルズルとワリキリを続ける女性たちの話は正直哀れに思えましたね。
彼女らの境遇を「自己責任」と切り捨てるのは簡単ですが、こういった長期的なキャリアパスや人生設計の大事さを教えてくれる大人がいないとこうなってしまうと仕方ないのかなとか、ダメ親の元で生まれた女の子の人生の困難さに同情しました。こういった人たちはどれだれ社会的公助で救うことができるんでしょうか?
あとワリキリやっている女性の実情(仕事は全部演技、早く終わらせてさっさと帰りたい、性病率の高さ)を知れば、こういったところを利用したいと思う男性も減ると思います。