ハンガー・ゲーム2 [DVD] の感想

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参照データ

タイトルハンガー・ゲーム2 [DVD]
発売日2014-11-28
監督フランシス・ローレンス
出演ジェニファー・ローレンス
販売元KADOKAWA / 角川書店
JANコード4988111291899
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション

購入者の感想

『ハンガー・ゲーム』は全編通して「メディア戦略」の物語である
2作目の本作から更に顕著に描いている
カットニスは自発的なヒロインではない
戦争に参加したくないのに「戦争の広告塔」に祭り上げられてしまった「戦争の被害者」である
彼女がこの物語に登場するのは、ただ妹を救いたかっただけからだ
そしてこの主人公は確固たる「正義」も欠落している
カットニスにあるのは家族とそれ同等に信頼できる愛情のみである
こういう主人公を戦いの最中の中心に置いて描いた異色作である
シリーズ通しての真のテーマは「正義の不在」だ
戦争や権力闘争に中には「正義」なんていうものはないと言うことだ
あるのは、宣伝・広告による洗脳・煽動で出来上がった「虚偽の正義」のみということだ
こう書くと大層な深いテーマを持った作品となるが、実情は興行的な戦略を見てみると作品中で批判しているような事を、金儲けの為に上手に取り入れて成功させていて何とも怖ろしいものである

2012年に公開され『アバター』以来、全米4週連続第1位に輝き、世界中でも大ヒット
2,000万部以上のベストセラーとなったスーザン・コリンズのヤングアダルト小説を基に映画化
大人が喜んで観るような内容ではないが、4部作のシーリーズ通してPrimeで観れるようになった
暇潰しでシリーズ通して観ると9時間も掛るので、途中の寝落ちも入れて丸1日潰せるのではないかと思われる
原題:THE HUNGER GAMES 小説の和訳は「飢えのゲーム」でよく解からん訳だが、「飢えの獲物たち」という意味であろう
又、金持ち支配者層が貧乏人被支配者層に殺し合いをさせてゲーム感覚で楽しむという旨から「最低の遊戯・競技・試合」という意味も込められているかと思われる
『死のロングウォーク』『バトル・ロワイアル』のパクりも指摘されているほど、多作のからの引用(盗作)が多い本作だが、そもそも日本の配給会社の解説の「サバイバル・スリラー」ではない

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