日本の風景・西欧の景観 そして造景の時代 (講談社現代新書) の感想

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参照データ

タイトル日本の風景・西欧の景観 そして造景の時代 (講談社現代新書)
発売日販売日未定
製作者オギュスタン・ベルク
販売元講談社
JANコード9784061490079
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 哲学

購入者の感想

観光による「地方創生」に役立ちそうなので、
以下↓ ポイントをメモにまとめてみました。
      
✿✿✿✿
ポスト・モダンは、西欧近代を押しつけられてきた日本においてこそ強く表れる。
「すでに技術的には西欧にひけをとらなくなったし、
 押しつけの文明よりも心の奥底で願う生き方をしたい!」というつぶやきから
「日本!!」が登場してくる。
それがいかなる価値観に基づいて現れてくるのか、それはわからない・・・。

日本の置かれたこの曖昧さは、生活環境、なかんずく風景の問題として顕著。
古来から俳句や日本画に見られるような優れた自然観を持ちながら、
アイデンティティの欠如した日本の家やビルや自然の配置はデタラメ・・・。
                                  
元風景とは、
あらゆる文化とあらゆる時代に共通の基本的な特徴が構成するもの。         
                            (太陽、海、川、山~(^O^))
つまり、文化の差異化が生じる以前の風景。
   (文化の差異化→美的次元の導入→自然環境の人為的変形→分裂状況への不安)
無意識の深層に記憶されている原風景への郷愁が現れてくるのは自然。
元型(原風景)には本来、西欧と日本の差異はない。

原風景は、
現実には人間の作り上げるさまざまな(精神的・言語的・図形的・造園的な)表現なしには
存在しない(復活しない)。
そしてそのような表現は文化的かつ歴史的に類型化されている。
ユングやパシュラールに代表される考え方の流れにおいては、
人間の想像力における象徴化のプロレスを分析して、
原型を定義しようとする努力がなされてきた。
こうして数多くの神話が比較研究された。(-_-)/~~~

古代日本では、「国見」という儀礼があった。
            →四方に視線をめぐらせ、国に対する主権を表明。

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