ホモ・サケル 主権権力と剥き出しの生 の感想

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参照データ

タイトルホモ・サケル 主権権力と剥き出しの生
発売日販売日未定
製作者ジョルジョ アガンベン
販売元以文社
JANコード9784753102532
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購入者の感想

 ホモ・サケル(殺しても自由・しかし供犠にはならない存在)
過去の問題でも、アウシュビッツに限ったものでも、古代ローマだけの問題でも無い。!
 正しく現代の、しかも日本の問題でもあるのではないか?
路上に放擲されたままの、ホームレス群、毎日のように彼らの殺害記事が流されるが、誰も気にも留めない。むしろ、路上が綺麗になったと喜んでいる節すらある。彼らは、全く福祉の対象にならないばかりか、法的保護の対象でもない。寝ているのか死んでいるのか、確かめることなく、視線をそらして横を過ぎていく。
 弱者の資金・郵貯マネーをIT長者が狙い、それを『改革』と、デブ男が叫び、銀髪の今卑小ヒトラーが、米帝国に媚びる。
 勤労者何々と称する箱物が都市の中央に林立し、その脇で、今の身寄り無き老人が、寒さに震える。
 日系外国人が、人材派遣という名目の、時間給労働のため、しかも3K労働のため、動員され、また職場改善の資金が削られ、研究費、企業抱え学者先生確保のため、それがあてがわれる。
 

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