世界の果てまでチョコレート の感想

158 人が閲覧しました

フェリシモ歴10年以上の私は『幸福のチョコレート』もバイヤーみりさんも何年も前から知っています。
『幸福の…』の裏話としても読んでいてとても面白く、旅のガイドブックとしても良いです。

ただ『幸福の…』はとても高いです。｢フェリシモがこんな高価なチョコを?」と最初は驚きました。みりさんのお仕事ぶりは知っていたし、チョコ好きなので買いたいと思いましたが、どれも高すぎて手が出ません。そんな中、比較的値段の低いチョコレート発見。それが本書にもある“青いチョコレート”でした。

しかしいざ届くと驚くほど小さいんです。チョコが入ってる箱自体が非常に小さく、手のひらにちょこんと乗る程度。チョコじゃなくてマッチ箱じゃないの?　と思うほど。カタログにも「小さい」と書かれていたので承知していたつもりでしたが、それでも想像より更に小さく「これで1600円?!」とブッ飛ぶ驚きでした。

青いチョコレートというのは面白くユニークです。味はあまり憶えていません。ただ“小さい”のと“青い”のに驚いたことを憶えています。
それきり何年も『幸福のチョコレート』は買っていません。ソニプラや成城石井で輸入菓子を前に｢高いな」なんて思っている私なので値段の感覚が違うというか、現地ではもっと手ごろな値段でしょうに、どうにも手が出ない『幸福の…』の裏話が読めて楽しめました。
読んでるとチョコが食べたいです。それも外国のチョコ!
いつかみりさんのようにヨーロッパに行ってチョコレートショップを回りたい。そしてその時はこの本を携えて行きたいです。