世界標準の経営理論 の感想
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参照データ
タイトル | 世界標準の経営理論 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 入山 章栄 |
販売元 | ダイヤモンド社 |
JANコード | 9784478109571 |
カテゴリ | ビジネス・経済 » 経営学・キャリア・MBA » 資格・就職・MBA » MBA(経営学修士) |
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購入者の感想
長くDHBRに連載されていて、毎月興味深く読んでいたので、単行本になったら買おうと決めていた。これだけのボリュームで2900円は安い! 最新の経営理論が章立てでまとめられているため、事典として使い、興味のあるところだけ読んでもいいだろう。
ただ、連載中から思っていたことだが、経営学というのはだんだんと実務に役立つという視点から離れて、深い森の中に入っていきつつある印象を受ける。ポーターやバーニー、ゲームの理論や知識創造理論など、実務においても思考の糧を与えてくれるものもあるが、実務はお構いなしの学問のための学問としか思えないものもかなり多い。
実際に経営を行うにあたっては「経営学者は読まない」とされるドラッカーや、たぶん一顧だにされないだろう稲盛和夫さんや一倉学さんのほうが断然役に立つ。経営に役立ち、広く実務で使われる「経営学」と、専ら学者の好奇心の対象となり、象牙の塔に籠った「経営学術」、両者の溝は深まるいっぽうのようだ。
ただ、連載中から思っていたことだが、経営学というのはだんだんと実務に役立つという視点から離れて、深い森の中に入っていきつつある印象を受ける。ポーターやバーニー、ゲームの理論や知識創造理論など、実務においても思考の糧を与えてくれるものもあるが、実務はお構いなしの学問のための学問としか思えないものもかなり多い。
実際に経営を行うにあたっては「経営学者は読まない」とされるドラッカーや、たぶん一顧だにされないだろう稲盛和夫さんや一倉学さんのほうが断然役に立つ。経営に役立ち、広く実務で使われる「経営学」と、専ら学者の好奇心の対象となり、象牙の塔に籠った「経営学術」、両者の溝は深まるいっぽうのようだ。
ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビューから読ませていただいていますが、満を持して発売となりましたので、購入させていただきました。
経営に関する書籍は世の中に星の数ほどありますが、バイアスを可能な限り廃した科学的な、世界標準の経営理論について、大変分かりやすく、非常に網羅的に書かれているのは世界で本書だけだと思います。
複雑なビジネス事象について腹落ちした上で、今後ビジネスについて考え、悩んでゆく際の思考の軸になり得る、大変有用な本だと思いますので、強くおすすめ致します。
経営に関する書籍は世の中に星の数ほどありますが、バイアスを可能な限り廃した科学的な、世界標準の経営理論について、大変分かりやすく、非常に網羅的に書かれているのは世界で本書だけだと思います。
複雑なビジネス事象について腹落ちした上で、今後ビジネスについて考え、悩んでゆく際の思考の軸になり得る、大変有用な本だと思いますので、強くおすすめ致します。