女王とプリンセスの英国王室史 (ベスト新書) の感想

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参照データ

タイトル女王とプリンセスの英国王室史 (ベスト新書)
発売日販売日未定
製作者林 信吾
販売元ベストセラーズ
JANコード9784584124208
カテゴリ歴史・地理 » 世界史 » ヨーロッパ史 » ヨーロッパ史一般

購入者の感想

ダイアナ元妃の映画が封切られ、ロイヤル・ファミリーが

またまた注目されてきている。

この本は、ロイヤル・ファミリーの起源から歴史、

実はフランス系であったりスコットランド系であったり、

今の女王はドイツ系であるといった話から、歴代英国王の

様々なエピソードを交えて、あの国の歴史を掘り下げている。

歴史上、エリザベスの名を持つ女王は2人出ているが、

エリザベス1世が体験した戦争は、スペインの無敵艦隊を撃破して

大英帝国の礎を築いたのに対し、今の女王が体験した戦争は、

大英帝国の没落を決定づけるものであったというのは、

軍事にも強い著者ならではの視点だと思う。

ひとつ気になるのは、著者はダイアナ元妃をあまり好きではない

ように感じられること。

義務教育レベルの試験にも合格できないバカ女、などと

はっきり書いてはいないけれど、なんとなくバカにしている雰囲気。

でも、ダイアナ・ファンにも十分楽しめる。

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