Last of Us の感想

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怖いゲームが苦手なので、ゲーム自体は実況プレイを見ただけなのですが、音楽がすばらしくサントラを購入してしまいました。
作曲はグスターボ・サンタオラヤという映画音楽家が担当しています。
有名どころだと映画「バベル」の作曲をしている方のようです。
最近ゲーム音楽に魅力を感じ辛くなっていましたが、このサントラで時代が変わったなと感じました。

昔は映像が貧相だったので、音楽に想像の補足としての重要な役割があり、名曲が生まれやすかったのだと思います。
今は映像がゴージャスなので、音楽にはどちらかというと長時間聞いても邪魔にならない控えめさが求められているのでしょう。
もしくは音楽も開き直って超ゴージャスな編曲になるか。
このLast of Usは映画音楽家に心理描写の補足となる音楽を依頼したようです。
操作キャラの心情はほとんど語られないため、プレイヤーは音楽から想像することとなり、これが非常に上手くいっています。
寂寥感、一筋の希望、赤の他人だったジョエルとエリーが徐々に親密になっていく繊細な過程が音楽で見事に！表現されています。
まさに映画的です。感情移入度がやばいです（私は実際プレイしていないのに）。

この手法はなかなか難しいとは思いますが、ぜひ日本のゲーム音楽家にもチャレンジしてほしいと思いました。

You Tubeで公式Live動画も配信されていますので、そちらもぜひご覧下さい。