少年のレクイエム の感想

138 人が閲覧しました

なんと美しい・・・・ビブラートをかけない真っすぐな声が　私に降ってくる・・・・・。　　
最近になって　このユニットを知った事を　自分にとって　遅すぎたとするか、　または それでも彼らの声に出会えた事を良かったとするか・・・・・。
いや、これから　彼らの出したアルバムで　ゆっくり　後を追って行こう。　ということで、文句なしの★５つ・・・・
実はYOU YUBE で、コナー・バロウズ君がサラ・ブライトマンとデュエットしている　"ピエ　イエズ" を聴いた時、　何故　彼の声にこんなに心打たれるのかが判った気がした。　同じ旋律を歌っていても　サラの声は　大きなビブラートの範囲内に入ってはいるけれども、私には　音を外しているようにも聞こえたのに対し、コナー君のそれは　とにかく真っすぐ、ぶれない、旋律の一つ一つの音のピッチが正確に直撃するので、どんなに高音でも安心感があるのだ。
それに　自分は宗教曲は良く聴く方だとの自負があるのだが、未だかつて　こんなに美しく　" R " を巻く発音を聞いたことがない・・・。　特に　miserere 　の歌詞で・・・　 もう参りました。　ひとは永遠に続かないものだから、そしてどんなに願っても取り戻せないものだからこそ　神聖視してしまうんですね・・・・　まさに神の声でした。