終わらないオウム の感想
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参照データ
タイトル | 終わらないオウム |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 上祐史浩 鈴木邦男 徐裕行 |
販売元 | 鹿砦社 |
JANコード | 9784846309497 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 宗教 » 宗教入門 |
購入者の感想
オウムは終わっていない。20年以上経った今でも、地下鉄サリン事件の被害者や遺族は苦しんでいる。そして、オウムを生んだ社会的な背景は未だに改善されていない。そのような意味で、オウムはまだ終わっていない、現在も続いている事件と言えると思う。
この本の凄いところは、オウム幹部の村井を殺害した徐氏が、上祐氏と対談しているというところ。なぜなら、徐氏は、元々は上祐氏を殺すつもりだったのだから。
個人的に共感した部分としては、陰謀論に巻き込まれる危険性は、誰にでもあり、特異な人たちが陥るものではないということ。これは、上祐氏が2007年(アレフを脱退した年)以降、口を酸っぱくして言い続けてることでもある。
なぜあのような事件が起きたのか、事件の真相はどのようなものなのか、二度とオウムを蘇らせないためにも、私たちはあの事件をどのように受け止めていけばいいのか、そうしたことを考えていく上で、非常に手がかりになる本だと思う。
この本の凄いところは、オウム幹部の村井を殺害した徐氏が、上祐氏と対談しているというところ。なぜなら、徐氏は、元々は上祐氏を殺すつもりだったのだから。
個人的に共感した部分としては、陰謀論に巻き込まれる危険性は、誰にでもあり、特異な人たちが陥るものではないということ。これは、上祐氏が2007年(アレフを脱退した年)以降、口を酸っぱくして言い続けてることでもある。
なぜあのような事件が起きたのか、事件の真相はどのようなものなのか、二度とオウムを蘇らせないためにも、私たちはあの事件をどのように受け止めていけばいいのか、そうしたことを考えていく上で、非常に手がかりになる本だと思う。