亀、走る(字幕版) の感想

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参照データ

タイトル亀、走る(字幕版)
発売日2017-09-08
監督イ・ヨンウ
出演キム・ユンソク
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カテゴリ » Prime Video » カテゴリー別 » 映画

購入者の感想

あまり期待しないで見たのですが、意外にめっけものでした。中盤あたりまでは特に盛り上がることもなく、ごく普通のコメディだと思いました。これじゃ再見はないな~と思いながらのんびり見ていたのですが・・・後半、だんだんと引きこまれてしまい、姿勢が前のめりになり目が離せなくなってしまいました。コメディはあくまでコメディのままですが、上手に作ったなあと。おきざりにされた伏線もなく、ここがヘンと突っ込むところもなく(相変わらず韓国警察のあり方に?はありますが、まあそれは置いといて)最後はすっきりさわやかほのぼのときれいにまとまって、非常によかったです。

韓国の人は都会(ソウル)志向が強く、田舎から抜け出せないこと自体にどこか劣等感を感じているフシがありますが、この映画も、いかにもさえない小さな町の雰囲気がよく出ています。警察もなんだかだらだらと仕事をしている感じで、勤務中に賭け事に走ったりやくざと親しくしている主人公の刑事はその典型のようです。うちに帰れば、生活が苦しいのにお金を持ち出して使ってしまうと奥さんになじられ、聡明で妙に大人びた小学生の娘は、そんなダメ親父を冷静に観察し、でも慕っています。
牛を戦わせる賭事があるのもいかにも農村らしいです。その賭けで大穴を当て、主人公は1800万ウォン(180万円くらいかな)大もうけするも、その金をしっかりまわしてくれようとした知り合いのやくざの事務所が強盗に入られて、金を盗まれてしまいます。居合わせた主人公も追いかけますが、強盗にぼこぼこにやられてしまいます。その強盗は実は、すでに海外逃亡したと思われていた凶悪指名手配犯でした。こんな田舎に潜んでいたとは・・・。不祥事で停職中だった主人公はなんとか自分の金も取り戻し、犯人をつかまえ、職場でも家庭でもメンツを回復しようと一計を案じるのですが・・・という話です。

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