1987、ある闘いの真実 (字幕版) の感想
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参照データ
タイトル | 1987、ある闘いの真実 (字幕版) |
発売日 | 2019-02-06 |
監督 | チャン・ジュナン |
出演 | キム・ユンソク |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » Prime Video » カテゴリー別 » 映画 |
購入者の感想
ソル・ギョング、キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、そしてユ・ヘジンと、それだけでもすごい顔ぶれっぷりなのに加え名優さんたちが続々と出てきます。軍事政権下での民主主義という水と油のような決して混ざり合わない殺伐とした時代の韓国。それが1980年代というから、まだ最近の出来事だなんて日本人からすると恐ろしさよりも疑ってしまいそうなほど信じられない真実。しかし、日本は本当に平和なのだろうか?ということを考えると、実際に見えている部分は平和や平凡でも、水面下では恐ろしいことが行われているのが事実。2020年のオリンピックを目前に家や職を奪われ、路頭に迷う日本国民は増え続けているのに、そうではない人たちの方が圧倒的に多いために事実を共有、共感することができないまま被害を被っている人たちだけで絶望を抱えて寒さと空腹に打ちのめされているというところが、この映画のように国民が一丸となって改革を求め革命を起こす程の力や協力者がないという違いが目立った。格差が激しいこの日本では本気で苦しむ国民が今はまだまだ少数派ゆえ、力なき声を精一杯振り絞ってもかき消されて終わってしまう。この映画の中に出てくる、ひたすらに平凡を好む女子大生ヨニはまさに今の日本人そのもの。ヨニの吐くセリフはほぼ今の日本人とかぶるが、いつか最後にヨニが改革を求める張本人になるように日本人も変わることを願ってやまない。ヨニのように家族や身近な人を失う大きな痛手に直面する前に.
補足:キム・ユンソクvsハ・ジョンウは「チェイサー」「哀しき獣」と更にここでも犬猿の仲なので、いつか二人が仲良しな映画が観てみたい(笑)。 そしてソル・ギョングがまさかの助演俳優ってすごい映画だな。
補足:キム・ユンソクvsハ・ジョンウは「チェイサー」「哀しき獣」と更にここでも犬猿の仲なので、いつか二人が仲良しな映画が観てみたい(笑)。 そしてソル・ギョングがまさかの助演俳優ってすごい映画だな。