純粋理性批判〈3〉 (光文社古典新訳文庫) の感想
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参照データ
タイトル | 純粋理性批判〈3〉 (光文社古典新訳文庫) |
発売日 | 2010-09-09 |
製作者 | イマヌエル カント |
販売元 | 光文社 |
JANコード | 9784334752132 |
カテゴリ | 人文・思想 » 哲学・思想 » 西洋思想 » 西洋哲学入門 |
購入者の感想
図式論と原則論。
訳文も現代のわれわれにFitする言葉遣いで、[ ]書きで言葉を補っているところがありがたい。
訳者解説のお陰で、なぜこういう議論が必要であったのかというバックグラウンドが分かって、ようやく霧が晴れた感じ。
出版されたのが1787年だから、フランス革命の直前、日本では明治維新の約80年前であり、仮に日本の本であっても、その時代の朱子学・国学・蘭学がどんな説を唱えていたかを解説してもらわなければ、分からないのと同じ理屈だ、と納得。
ひと世代前のライプニッツ、13歳年長のヒュームをはじめ、デカルト、スピノザ、アンセルムの言説をも解説してあって、手がかりが与えられた。感謝。
訳文も現代のわれわれにFitする言葉遣いで、[ ]書きで言葉を補っているところがありがたい。
訳者解説のお陰で、なぜこういう議論が必要であったのかというバックグラウンドが分かって、ようやく霧が晴れた感じ。
出版されたのが1787年だから、フランス革命の直前、日本では明治維新の約80年前であり、仮に日本の本であっても、その時代の朱子学・国学・蘭学がどんな説を唱えていたかを解説してもらわなければ、分からないのと同じ理屈だ、と納得。
ひと世代前のライプニッツ、13歳年長のヒュームをはじめ、デカルト、スピノザ、アンセルムの言説をも解説してあって、手がかりが与えられた。感謝。