鈴木さんちの成年後見物語 の感想

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　この書籍は社会保険労務士が成年後見人には「社会保険労務士は成年後見人に適任業種である」という思いが込められた力作です。他の士業に対して、この分野では乗り遅れた感がある社会保険労務士業界の中にあって、この著者である「成年後見実践グループ」は成年後見制度発足とほぼ同じくして研究・実践を積み重ねて、それらの経験等に基づいて作られた書籍なので至って真面目な内容となっており、本当に実際にあった出来事を元に後見業務開始から委任者がなくなった後の対処まで、しっかりと記載されている「ストーリー風実務書」に「成年後見は難しくてわかりにくい」と思っている方にとっても「この書籍の流れに基づいて必要書類等を揃え、この流れに沿って行えば、自分自身の勉強も兼ねた上で安心して業務が行える。」という安心に変わる事でしょう。「労使の福祉向上の為の法律職者：社会保険労務士」から見た成年後見実務書としてはもちろんの事、一般の方々が手に取られても実務にも、即、使える ”最高の良書 ”です！！