僕のヒーローアカデミア 18 (ジャンプコミックスDIGITAL) の感想
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参照データ
タイトル | 僕のヒーローアカデミア 18 (ジャンプコミックスDIGITAL) |
発売日 | 2018-04-04 |
製作者 | 堀越耕平 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
現在、読み進め中です。これから先の展開によってこの巻に対する印象は変わるかもしれませんが、
他の方がレビューで言われている「解決しなかった」「消化不良」こそが、この作品の最も恐ろしく、カタルシスを感じる所ではないかと私は思いました。
『後継者は誰でも良かった。時の運により選ばれただけ』という業を背負った人が絶望せずに進む事が出来るのか。
それがこの巻での見どころではないでしょうか。
分かりやすい物語にしたいのであれば、理由を作れば良かった。
でもそれをしなかったのは、それではご都合主義になるからではないでしょうか。
解決しない、すっきりしない。それもまた答えです。
そして私たち人間が生きているのも、そんな世界です。
私はそんな不条理さをあえてジャンプ連載の作品でやってみせたという作者の心意気に感動しました。
他の方がレビューで言われている「解決しなかった」「消化不良」こそが、この作品の最も恐ろしく、カタルシスを感じる所ではないかと私は思いました。
『後継者は誰でも良かった。時の運により選ばれただけ』という業を背負った人が絶望せずに進む事が出来るのか。
それがこの巻での見どころではないでしょうか。
分かりやすい物語にしたいのであれば、理由を作れば良かった。
でもそれをしなかったのは、それではご都合主義になるからではないでしょうか。
解決しない、すっきりしない。それもまた答えです。
そして私たち人間が生きているのも、そんな世界です。
私はそんな不条理さをあえてジャンプ連載の作品でやってみせたという作者の心意気に感動しました。
作者は 群像劇、社会と個人(個性)、理論的な異能力物 を描きたいのかなと思いますが、テーマや設定を広げすぎて手に負えなくなっているのではないでしょうか
インターン編で登場したサーやミリオは何だかデクを評価している雰囲気ですが、デクの新しい成長やそれを予感させるものを私は感じられませんでした
また、補習での爆豪も同じく、子供のリーダー格に言葉をかけたら何か勝手に感じ取ってくれて上手く収まった…という印象です。
作者は多分こういうことを見せたいんだろうなというのは分かるのですが、風呂敷を広げ過ぎたりキャラクター性に頼りすぎたりで説明不足、ご都合主義に感じてしまい、イマイチ納得出来ませんでした。
今巻で一番活躍を感じられたものの一線を退くことになったミリオも、血清を敵連合が持って行ったっぽい描写があったので今後またキーマンになってくれると信じています
まだまだ続いていくシリーズだと思うので、これからの挽回に期待しています
インターン編で登場したサーやミリオは何だかデクを評価している雰囲気ですが、デクの新しい成長やそれを予感させるものを私は感じられませんでした
また、補習での爆豪も同じく、子供のリーダー格に言葉をかけたら何か勝手に感じ取ってくれて上手く収まった…という印象です。
作者は多分こういうことを見せたいんだろうなというのは分かるのですが、風呂敷を広げ過ぎたりキャラクター性に頼りすぎたりで説明不足、ご都合主義に感じてしまい、イマイチ納得出来ませんでした。
今巻で一番活躍を感じられたものの一線を退くことになったミリオも、血清を敵連合が持って行ったっぽい描写があったので今後またキーマンになってくれると信じています
まだまだ続いていくシリーズだと思うので、これからの挽回に期待しています