【早期購入特典あり】ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 コレクターズ・エディション(メインビジュアル クリアファイル(B6)付) [Blu-ray] の感想

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まず初めに、正直言って観る前は0点どころかマイナス100点ぐらいに思っていた。
ジョジョを実写化するとか正気じゃない！なんの冗談ですかコリャ！？としか思えなかった。
なのでホントにコアなファンはこの映画の出来がどうとか関係なく実写化した時点で0点以下に思う人はかなりいるだろうし、昨今人気アニメを安易に実写にする映画制作が多いけど、製作者はその時点でキャンスティングとか作品のクオリティ関係なしに絶対に相容れないファンが多数できるという事をよ～く頭に入れてよ～く考えてから映画化を慎重に検討すべきという事を言っておきたい。

それを踏まえた上でじゃあ何故お前はその実写映画を観てそこそこ良い点数つけてんだよ！？って話なんですけど、正直どんな駄作だろうとジョジョという名前がついてしまう限りどんなもんか興味が出てしまうのもファンの悲しき性で、ついつい恐いもの観たさで鑑賞したのがキッカケだった。
結果これが意外とマイナスから入って割りきって観たからか、なかなか悪くないやんかと思う出来だった。
キャスティングに関しては、山崎賢人は仗助というには細く性格も微妙に違い(そこは原作と差別化したかったのかな？)文句はあるけどそれは予告でわかりきっていたので鑑賞前は気になったけど鑑賞中はあえてあまり気にしなかった。
神木隆之介の康一くんはまぁ実写化したのならば妥当な配役かなと思う。
そして唯一キャストで肯定的に思ったのが山岸由花子役の小松菜奈で、妖しい雰囲気がジョジョキャラっぽくて由花子そのものかどうかは知らないけど、なかなか紫色が似合いそうな良いキャスティングだなと思った(小松菜奈に関してはどうやら荒木飛呂彦自身が気に入ってるのか、後のスピンオフ作品で描いた由花子のビジュアルがおもいっきり小松菜奈に寄せていたので原作者的にも良かったんだと思う)。
まぁキャスティングに関しては全体的にはそこまで良い訳では無いのだけど(そもそもが漫画キャラなので無理があると思うけど)割りきって観た分だけまぁまぁまぁまぁまぁまぁという感じだった。