空挺ドラゴンズ（３） (アフタヌーンコミックス) の感想

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世界観が3巻にきて更に広がる。
どことなくRPGのような世界の広がり方を感じる。
ラピュタやナウシカの香りを感じるのも少し嬉しくなる。

2巻でほとんど空にいることなく、竜もそれほど出ていないことに失望した。

今回はきちんと雄大で美しい竜が何頭も躍動し、
タキタと竜の赤ん坊を中心にひとつのストーリーを1巻かけて完結させた。

竜の赤ん坊を仲間に返すときになぜ襲われないかとか、
現実的なことはどうでもよくて、
わくわくするようなファンタジーの世界で、わかりやすい性格のキャラクターが
思うが侭に動き回って、最後はハッピーエンドになる安心できる予定調和を描く漫画は、
控えめに言って面白い。