花咲舞が黙ってない (中公文庫) の感想

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参照データ

タイトル花咲舞が黙ってない (中公文庫)
発売日2017-09-05
製作者池井戸潤
販売元中央公論新社
JANコード登録されていません
カテゴリ文学・評論 » 文学賞受賞作家 » 直木賞 » 126-150回

購入者の感想

まさかのスペシャルゲストの登場でイッキ読みができました。
銀行の体質を改善するって並大抵のことじゃない。読んでいてつくづく思います。最後はバンカーとしての矜持と正義。

ただ、私は多くのレビューと違い、半沢直樹が出てきたのにはちょっとがっかりでした。どちらも好きな話ですが、ほっこりしたところのある花咲舞&相馬さんの話とバリバリの優秀バンカー半沢直樹の話は個人的には交ぜないでほしかった。あと、若い半沢直樹が出てきたことで、嫌でも昔の話という印象がついてしまったのが残念。私の中では舞は杏、相馬さんは上川隆也さんなので、ドラマも昔の話だったっけ?とちょっと混乱しました。

とは言うものの、最後まであっと言う間に読んでしまい、以前読んだ『銀翼のイカロス』までもう一度購入してしまいました。『花咲舞・・・』を過去の話と納得しながら読むと、『銀翼のイカロス』のおもしろさが俄然増します。

相馬さんがその後どうなったのか気になります。合併後の舞と相馬さんの話も読みたいです。

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