仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること (講談社+α新書) の感想
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参照データ
タイトル | 仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること (講談社+α新書) |
発売日 | 2017-08-25 |
製作者 | 鈴木貴博 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
著者の書籍(10年後躍進する会社 潰れる会社、シンギュラリティの経済学 など)を何冊か読ませていただきましたが、どれも底が浅い。確かに、いずれは人間の労働はAIに置き換わるのでしょうが、それは徐々に置き換わるのであって、便利なAIが出現して人間が即座にお払い箱になるわけではない。
例えば、フリースタイルチェスと言う競技では最強のチェスプログラムや現役のグランドマスターより、市販のチェスソフト数台とチェスがある程度できるエンジニアの組み合わせの方が強かったりします。すなわち、仕事においても同じことが言えるわけで、一時的に人工知能(と言うかエキスパートシステム)と人間の組み合わせが仕事消滅の前に入るはずなのに、そのことについて全く触れられていません。
著者の書籍に限らず、過渡期の話がスッパリ抜けているものは散見されますが、専門機関(オックスフォード大学と野村総研)の調査結果を参考にするのであれば、何故そう言う結果を出したのかまでしっかり取材するべきだと思います。
例えば、フリースタイルチェスと言う競技では最強のチェスプログラムや現役のグランドマスターより、市販のチェスソフト数台とチェスがある程度できるエンジニアの組み合わせの方が強かったりします。すなわち、仕事においても同じことが言えるわけで、一時的に人工知能(と言うかエキスパートシステム)と人間の組み合わせが仕事消滅の前に入るはずなのに、そのことについて全く触れられていません。
著者の書籍に限らず、過渡期の話がスッパリ抜けているものは散見されますが、専門機関(オックスフォード大学と野村総研)の調査結果を参考にするのであれば、何故そう言う結果を出したのかまでしっかり取材するべきだと思います。