アシガール 8 (マーガレットコミックスDIGITAL) の感想

188 人が閲覧しました

どうして、相変わらず面白いのに、★１が多いの？
って思ったら、そういう事でしたか。
「コミックは表紙が命」なのに、
「不良品に等しい商品」を送られたら、たまったものじゃないですよね。
これはかなりの問題ですね。
皆さん怒るのも当然です。

やはり、★３から★５に変更します。
内容は申し分ないですから。
画筆も相変わらず安定して綺麗。
唯のはじめからの志、「若君様を守るのが第一」の気持ちが全くぶれていないのが、実に気持ちいい。
足軽というより「若武者」です。
打掛姿より、頬っ被りの野良姿が似合う、りりしく可愛い唯が大好きです。

若君は、おしとやか系の受身の女性より、
「村上海賊の娘」系の（唯とはだいぶタイプが違うが）、
自分の考えを持ち、きちんと言葉にして、行動できる女性がツボなのかもしれない。
私も唯のそんなところに惹かれるから。
登場人物たちも、結局好感を持ってしまうし。

若君が現代にタイムスリップ時に、ちゃんと現代の歴史書を学んでいると思わせる台詞があり、
時代の流れを予測して、大団円になる予感。
何気に察した成之兄様が、将来一番の理解者になるのではと期待します。
阿湖姫も幸せになって欲しいし（成之兄様か？）。
あと、奇念が今後どのように物語のキーワードになっていくのか楽しみです。
早く９巻出ないかしら。