サバイバルファミリー の感想

228 人が閲覧しました
アマゾンで購入する

参照データ

タイトルサバイバルファミリー
発売日2017-09-20
監督矢口史靖
出演小日向文世
JANコード登録されていません
カテゴリAmazonビデオ » カテゴリー別 » 日本映画 » SF

購入者の感想

リアリティある完成度という意味ではそこまで高くないと思います
しかし被災時への関心、興味を煽るのには絶妙なバランスだと感じました
過剰なストレスを煽らず、かといってふざけた内容ではけしてない配慮のある内容
社会的に意義もある誇らしい邦画です
子供と観るのにも良い映画

ネタばれ注意
・電力偏重の社会への警鐘として
作品そのままの事態は現実にはありえないが、電力不足による停電などは
現実として自分も経験している。発電所に何かがあれば似たような事態はありえる
・情報、食料、移動、輸送手段、人間関係などへのヒントが散りばめられている
極限状態って特別なことではないことがよくわかります
野犬に餌をやったら襲われることなんて知識として知っていても
子供にやられたら回避できる自信なんてない

この映画で一番好きなシーンはカツラの扱い
スタッフのセンスの良さが理解る
元々過度にカツラを笑うシーンなど無く薄毛の悲哀の象徴
薄毛以上に悲しい象徴に使われるとは思いもよらなかった
父親が溺れるのも過度な演出などがあるわけでもなく あっけないのも良い
ハリウッド映画ならリーダーシップをとって問題をなぎはらっていく父親という存在が
この映画では等身大の一人の人間として描かれていて作中にそれを笑う人は居ない
これがみれただけでも満足

快楽や争いなど刺激的なシーンを描く作品は沢山あるが
死人を描かず、問題提起に徹した映画でここまで娯楽性があるのは脱帽モノ
家族はイイネという作品でもなく生き残るために家族があり
人と人とが支え合って生活する当たり前が失われている社会の脆さを浮き彫りにしていると思う

見所がとても多い映画で語り尽くせないが、何も考えずに観るのはとても勿体無い
今の日本に欠けた、欠けつつあるものを観せてくれる素晴らしい作品
観て得るものが沢山あったよ!

電気や水や食べ物が普通に手に入る日々が
突然失われて、サバイバルをしなきゃいけないという、笑もありながらも実に考えさせられる
内容でした

日々の蓄えや、色んな知識を持つべきだなと、見終わったあと考えさせられました。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

サバイバルファミリー を買う

アマゾンで購入する
小日向文世が出演の矢口史靖のサバイバルファミリー(JAN:登録されていません)の感想と評価
2018 - copyright© アマゾン通販の感想と評価 all rights reserved.