精霊使いの剣舞 第1巻 [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトル精霊使いの剣舞 第1巻 [Blu-ray]
発売日2014-10-08
監督柳沢テツヤ
出演古川慎
販売元KADOKAWA メディアファクトリー
JANコード4935228144167
カテゴリ » DVD » ジャンル別 » アニメ

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購入者の感想

ラノベ原作のいわゆる学園ハーレム物。
清らかな乙女にしか扱えないはずの精霊を何故か使役できる主人公が、女の子しかいない精霊学園に編入して.. という、まあ、そんな物語です。
原作者のTRPG/ボードゲーム好きのためか、チーム戦が柱となっているのが特徴と言えば特徴でしょうか。
主人公一人で『俺つえー』ってのもできるんですが、どちらかというとチーム一人一人の持ち味を生かしたコンビネーションによる闘いが見所かと思います。

ただ、BD1巻あたりだとまともなチームが組めておらず、人物紹介で終わっちゃってる感じがします。
作品本来の良さが出てくるのはチームを組む中盤以降になるかもしれません。

ヒロインはどれもかわいいです。
かわいいのですよ。

ただし1巻パッケージ絵の子は要注意です。
メインヒロインっぽいポジションにいますが、事情があって人当たりが強く、好き嫌いが分かれます。
回を重ねて主人公や他の仲間達との信頼関係を構築していくにつれ、次第にトゲが取れていくんですけどね。
なんかこう、しつけの悪いペットでも、世話しているうちにだんだん愛着がわいていく、そんな感じの子なんです。
原作既読者の中でも割と通好みヒロインとなっています。

そんなめんどくさいのがイヤだという方は、素直に他のヒロインを応援してあげてください。
まじめ系、高飛車系、メイド系、はしたないお姫様系など様々です。
モブや敵チームの子もかわいく描かれていますので、まさに色とりどりです。

また、初回生産だけではありますが、特典が豊富でお得です。

中でも原作・志瑞祐完全監修TRPGルールブック(電源不要)は必見です。
ハーレム物特有のサービスシーンの必然性をゲームシステムとして組み込んだそれは、本作がそうした使い古されたパターンを逆手にとって、いかにキャラクター性を詰め込み、ハプニングをノルマとして消化、いや昇華することをいかに大事にしているかが伝わってきます。

TRPGを実際にやるかどうかはともかくとして、是非読んでみてください。

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