涼宮ハルヒの憂鬱 2 限定版 [DVD] の感想

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参照データ

タイトル涼宮ハルヒの憂鬱 2 限定版 [DVD]
発売日2006-08-25
監督石原立也
出演杉田智和
販売元角川書店
JANコード4997766611044
カテゴリ » DVD » ジャンル別 » アニメ

涼宮ハルヒの憂鬱 2 限定版 [DVD] とは

   いや、びっくりした。どんでん返しの本DVD『涼宮ハルヒの憂鬱 2』。2006年にテレビ放送された『涼宮ハルヒの憂鬱』は、制作者と原作者の谷川流の意図により時系列のシャッフルが行われたため、話の順番が複雑に入れ替わっていた。だけど、DVDでは本来の話の順番どおりに収録されている。そのため本DVDでは本放送では第5話目に放送された「憂鬱III」と、第10話目(後半戦!)に放送された「憂鬱 IV」が収録されている。タイポグラフィでドラマチックに演出され、学園生活から、一気に異世界に踏み出す「憂鬱III」。なんと、朝倉と長門が制御空間で戦う「憂鬱IV」。登場人物たちのもうひとつの素顔が描かれ、ここにきて『ハルヒ』は純SFの物語だったのだと痛感するのである。(志田英邦)

購入者の感想

アニメ版『涼宮ハルヒの憂鬱』の第2巻(実質第3巻)。「涼宮ハルヒの憂鬱」の第3・4話が収録されており、原作文庫本『涼宮ハルヒの憂鬱』の119Pから217P位までを、ほぼ原作通りに再現しています。

3話はあえて登場が1回送られていた謎の転校生(笑)古泉一樹がSOS団に加わり、主要キャラクターが出揃う回です。そして長門有希、朝比奈みくる、古泉一樹それぞれの設定が明かされ、続く第4話で、そのリアリティの甚だしく欠如している設定が、実は冗談でも何でも無いと言う事をキョンが思い知らされる事態が描かれます。物語の根本的なコンセプトが判りやすく纏められた巻ですね。

先に述べた様に、この巻のストーリー展開はきわめて原作に忠実です。しかし、アニメとしての魅せ方にこだわった、非常に良く練られた演出が施されており、アニメ作品としての存在感が充分に表現されている点が素晴らしいです。

原作では小難しい理屈の羅列(それ自体がネタですが)で語られていた各キャラクターの設定が、台詞はほとんど二の次(実際しっかり聞き取れません)で、各キャラクターにあったビジュアルエフェクトから醸し出される"雰囲気"によって感じ取れる様に表現してあったり、戦闘シーンの描写に全く妥協が無く、キャラの動きやエフェクトなど、そんじょそこらのバトルアニメが裸足で逃げ出しそうなクオリティで描き出されている点など、アニメとしての楽しさをとことん追及しているスタッフの姿勢が非常に好印象です。

また、原作では行間から感じ取らせるパターンが多かったラブコメ要素をしっかり絵的に表現している点などにも、スタッフの原作理解度の高さが覗えますね。SOS団内部の人間関係がより明確に示されていると思います。

ただし、1クールという放送期間ではとても回収し切れない伏線も多く張られており、その点が贅沢と言うか、非常にもったいなく感じられてしまう作品でもありますね。

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