魔法少女まどか☆マギカ 6 【完全生産限定版】 [DVD] の感想

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あくまで１商品としてのレビューを書かせていただくと、定価7000円もして尚かつ「限定版」などとうたっているにもかかわらず本編ディスクの特典がオーディオコメンタリーしかない事が凄く物足りない。ＢＤの容量を生かし切れていない。

ビデオレンタルもなかった時代は本編のみのセルビデオ１本に１２０００円とか当たり前でしたけれど今は時代が違う。

観るだけならビデオレンタルで５０円〜１００円も出せばいつでも見たい作品を見られる時代に、わざわざ大枚はたいて作品を買ってくれる購買者へのサービス心が足りないと思う。

ビデオ化にあたり大幅な作画リテイクをしているのが特典、と考える向きもあるでしょうが、それはレンタル版でも観られるワケで、わざわざＢＤなりで買ってまで得られる特典はオーディオコメンタリのみ。

その唯一の特典であるコメンタリーの内容も「総括」と銘打ったぶっちゃけ雑談で知りたい裏話的な有益な情報が酷く少ないし、コメント内容がほぼ流れている映像に沿っていない。本編視聴と敢えて並行して聴く意味が殆どない。

例えば本編未使用映像とかＴＶ放映時の修正前シーン併録・修正前後の比較映像とか、キャスト出演の映像特典（で雑談したいならそちらで存分にやって欲しかった）等が付いていれば設定価格に納得が出来るのに。

映像特典皆無、という事では全巻共通とはいえとりあえずノンクレジットＯＰを特典にしている海外版にすら劣っている。

文句たらたらなんだけれど、それでも星３つ付けているのは本編の内容は最高だから。評価甘いなぁ。